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「格差拡大」とイスラム教

2015年04月24日(金)発売 / 税込価格:1,620 円

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ピケティ理論から見た「宗教地図」の変貌


「格差」が拡大するとなぜ、
イスラム教徒が増えるのか?
2030年には
世界の3分の1はイスラム教に。
アメリカ、アジア、
そして日本……
神社や仏寺に
「モスク」が建つ日も遠くない!?

[著]保坂俊司(ほさか しゅんじ)

1956年、群馬県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科修了。
現在、中央大学総合政策学部教授、ならびに公益法人中村元東方研究所理事。
専門は比較宗教学、インド思想。著書に『ブッダとムハンマド 開祖でわかる仏教とイスラム教』(サンガ新書)、『国家と宗教』(光文社新書)、『知識ゼロからの世界の三大宗教入門』(幻冬舎)、『イスラム原理主義/テロリズムと日本の対応 宗教音痴日本の迷走』(北樹出版)、『イスラームとの対話』(成文堂)などがある。

目次

まえがき ~なぜ、いまイスラム教なのか

第1章 格差拡大とイスラム教

紛争の背後に「富の格差」あり

ピケティとハンチントンが指摘する近代西欧型文明の致命的な欠陥

ピケティが明かした「人口と富の産出の関係性」とは?

“近代文明”は巨大な収奪マシーン!?

アジアは少しずつ富が戻りつつあるが、イスラム圏では?

産業革命が「文明間格差」を作った

17世紀における世界の富は中国、インド、イスラム圏にあった

現在でも行われている半強制的な「富の移動」

数値が物語る格差

オイルマネーの偏在と産油国内での格差

イスラム過激派のつけ入る隙

西欧列強の思惑によって支えられている王族や首長たち

人口増加も格差を生み出す要因の1つである

人口増加と社会変動

“イスラム人口激増”の背後にあるもの

今後深刻化するイスラム圏の人口爆発

内側からイスラム化する西欧文明

「21世紀=宗教の世紀」への予言

凋落する近代文明と宗教文明という新しい世界観

第2章 アメリカ、インド、アフガン……各地のイスラム化

イスラムの拡大状況

アメリカ社会に定着するイスラム教

アメリカにおける黒人イスラム教徒の拡大について

モスクは黒人スラムの中に

アメリカの社会と宗教

ブラック・ムスリム運動の系譜と思想

バーミヤンの磨崖仏の破壊とイスラムの教え

多神教崇拝は、カーフィル(最悪の罪)である

ありのままを許すイスラム的寛容

イスラム文明の寛容思想

インドにおける寛容の伝統

最初期のイスラムにおける寛容

インド・スーフィーの融合思想

アクバルの融合思想

ダーラーの融合思想

第3章 日本とイスラムの関係

世界に拡大するイスラムと日本

イスラム人口増大の意味するもの

イスラム拡大の時代をいかに生きるか

イスラム原理主義をもってイスラムのイメージを形成するのは危険

日本文化とイスラムとのもめごとの事例

葬送関係に見られる問題

言論の自由とイスラム

どうすれば彼らと共存できるのか

第4章 原理主義から見えてくるもの

IS(イスラム国)の戦略と我々が取るべきスタンス

国家の概念とIS(イスラム国)の関係

原理主義という言葉の問題点

「イスラム原理主義」とは

ワッハーブ派と現代の原理運動

ワッハーブ派とサウジ・アラビア王朝

サウド家とワッハーブの連合の意味

イスラムとテロリズム、その背景

テロの定義は可能か?

日本独自の客観的なテロへの定義が不可欠

IS(イスラム国)らの運動を鎮静化させるために

第5章 これからイスラムはどうなるのか

近代文明とイスラム文明の共存の条件とは

時代に流されないイスラム論の重要性

ライバル文明としての「イスラムと西欧」

文明の師としてのイスラム

文明原理主義としての近代西欧

セム的原理主義としての宗教改革

双子の兄弟による兄弟げんかと宥和

日本人とイスラム原理主義

「イスラム教圏は日本に感謝している」と過度に期待してはいけない

イスラム圏に関わるならば相応の理解が必要

第6章 イスラム教を知るための10のキーワード

1 アッラー……イスラム教における根本原理

2 歴史……イスラム教の歴史とは

3 コーラン……イスラム教は『コーラン』の宗教である

4 ムハンマド……メッカに生まれたイスラム教の創始者

5 セム族……3つの啓示宗教としてのユダヤ、キリスト、イスラム

6 政教一元……イスラム教における政治とは

7 平和……イスラム教徒の考える平和は暴力を含む!?

8 ウンマ……イスラム教信仰の要、ウンマ=共同体という考え

9 国家……イスラム圏の国家に様々な支配形態がある理由

10 義務……イスラム教における宗教儀式の位置づけ


あとがき

参考・引用文献



※本文中は敬称を略している箇所があります。
※本書では近代西欧、欧米、西洋文明と表記しますが、基本的には徐々に概念が大きくなることを意味します。
※一部、現代では不適切とされる表現が含まれていますが、研究発表当時のまま掲載しています。

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