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新装版 禅と陽明学・下

2016年10月17日(月)発売 / 税込価格:1,836 円

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安岡教学の集大成
ここに極まれり!

[著]安岡正篤(やすおか・まさひろ)

明治31年(1898)、大阪市生まれ。
大阪府立四條畷中学、第一高等学校を経て、大正11年、東京帝国大学法学部政治学科卒業。東洋政治哲学・人物学の権威。既に二十代後半から陽明学者として政財界、陸海軍関係者に広く知られ、昭和2年に(財)金鶏学院、同6年に日本農士学校を創立、東洋思想の研究と後進の育成に従事。戦後、昭和24年に師友会を設立、政財界リーダーの啓発・教化につとめ歴代首相より諮問を受く。58年12月逝去。
〈主要著書〉「支那思想及び人物講話」(大正10年)、「王陽明研究」(同11)、「日本精神の研究」(同13)、「東洋倫理概論」「東洋政治哲学」「童心残筆」「漢詩読本」「経世瑣言」「世界の旅」「老荘思想」「政治家と実践哲学」「新編百朝集」「易学入門」
〈講義・講演録〉「朝の論語」「活学1~3」「東洋思想十講」「三国志と人間学」「運命を創る」「運命を開く」ほか。

目次

第一章 五家七宗││禅の発展

南頓北漸/五家七宗/偶像は拝せず

不惜身命・但惜身命/焼身供養/法華経提婆達多品

●山霊祐/仰山慧寂/黄檗希運/黄檗希運の宗風

臨済義玄/臨済の六通/臨済の四料簡/薬山惟儼

洞山の「三滲漏」/洞山の「三路」/洞山の「五位」/曹山本寂

寒山拾得/豊干/寺田日円尼/坐脱・立亡/火定

第二章 宋学の勃興

唐の滅亡/宗教と道徳/宗教の本質/浄土門と聖道門

日蓮念佛/甘えやすい宗教/宗教の陥穽/趙宗の始まり

儒佛の交流/陳摶と?放/儒佛兼道の明教大師/碧巌録

儒者に情眼/周茂叔と易学/静の哲学/邵康節

程明道と程伊川/張横渠/司馬光/劉元城/范仲淹/欧陽脩

真の教養とは/宋の派閥闘争/王安石の革新政治

第三章 易の哲学││周茂叔と太極図説

易学の普及/太極図説/無極にして太極

動、中して静/静極まって復た動/統計に基づく推計学

二気五行論/四柱推命/科学と易学の接近

通書/誠と幾/道徳の源/天人合一の学問

第四章 漢民族と日本民族

主客一如/悪に対応する道/弱肉強食の境地/復讐的精神

宗教的態度/ガンディズム/偽善的精神/尚武的精神

甘い日本、苛烈な中国/没法子/やり直しだ/功過格

中国の民族哲学/恐るべき「生」の哲学/中国人の友誼友情/義兄弟

天性の人間観察力/生きることに忠恕/柔にして老/老獪佞奸

日本人の特質/古神道の精神/他力本願/伝統的民族性

第五章 宋の試練││文華と文弱

宋の建国/篤実な趙匡胤/論語宰相・趙普/流水型とダム型

王船山/趙匡胤政治の六徳/中国政治の三原理

宋史の眼目/右文左武/将軍連が軍権返上/宋の文弱化

コンプロマイザー/宋の黔驢外交/漢民族の試練

蒙古民族の欧亜席捲/耶律楚材/オゴタイ/漢民族とスラブ民族

第六章 碧巌録

祖師禅/「禅宗」の成立/儒教の影響

雪竇重顕/圜悟克勤/張商英

維摩経/平和論者・秦檜/大慧宗杲

碧巌録の歪曲/虎と禅僧/坐脱・立亡

野狐禅、迎合禅/公案/不識の公案

独坐大雄峯/野狐の公案/禅の真諦

悟道の詩的表現/麻三斤/儒・佛・道の混融

第七章 華厳と円覚││禅の哲学

佛を自分自身に体現/教外別伝/キルケゴールの痛言

禅の本質/是三無差別/禅家独特の教学様式

白隠/禅弊/大慧宗杲の気慨/看話禅/黙照禅

天道正覚の偈/曹洞の綿密/萬松行秀/華厳経

法蔵/東大寺の大仏/毘盧遮那佛/南無妙法蓮華経

華厳経の哲学/圭峰宗密/華厳の六相

人間喪失社会/花園天皇

第八章 陽明学の前夜││形式化する教学

漢民族の生命力/スラブ民族/元の支配が漢民族を再活性化

元衰退の原因/民族の興廃は気力次第/法匪と教匪

紅巾の賊/朱元璋/血の通った理想像

禍福生死に惑う朱元璋/功臣宿将を殲滅/日本征服計画

永楽帝/「吏治」澄清/国会議員と行政長官を分離

議論闘争の弊害/就職のための学問教育

王陽明/方孝孺/湛甘泉

第九章 王陽明の生涯と教学

良知・致良知/学問の「道」

「道」とは永遠と実践を意味するもの/息遊軒

和気と毒気/陽明の出生/幼時伝説

油断も隙もない少年/良心も鋭敏/陽明の五溺

進士及第/霊感体験/陽明の宿痾/投獄/龍場流謫

快活/命懸けの思索/悟道・開眼

知行合一/土民教化/全生命を打ち込む学問

際立った匪賊討伐/戦中講学/心中の賊を破るは難し

一掴一掌血、一棒一条痕/一点滴骨血/心霊の躍動する学風

ソクラテスと陽明/宸濠の叛乱/陽明の軍略

宦官の謀略/この心光明

第十章 天地萬物一体論

陽明の気韻溢るる書/道は固より自在、学も亦た自在

テイヤール・ド・シャルダン/古聖・先賢の洞察

天地、心を立つと為す/良知・致良知/自慊

辞を詭って俗に阿る/良知の学/度量と器量

惻隠の心/惰弱になった日本民族/佞をなす

孔子に対する悪口/天地萬物一体の仁/天を楽しんで命を知る

曾先之と文天祥/夫と婦/慊りないわが心

感激的精神/無力な国連/正気時あって光を放つ

十一章 抜本塞源論

顧東橋/聖人の意味/人、禽獣夷狄に淪み

天地萬物を以て一体となす/論語の新解釈/心体の同然に復る

「中」の弁証法的意味/唐虞三代の世/聞見の雑、記誦の煩

佛で木をつくる/聖人の学は至易至簡/訓詁の学

牛のケツ/良知の明らかなること萬古一日/猶興の人物

編集後記

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