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容疑者ケインズ

2008年08月11日(月)発売 / 税込価格:1,234 円

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ケインズ理論の「騙されない」読み方
近代経済学の巨人ケインズ──名前は知っていても、実際にこの男が何をどう考えていたのか、正確に理解している人は少ない。なぜ現代経済学のスーパースターと呼ばれたのか、なのに、なぜ「ケインズは死んだ」とまで言われるようになってしまったのか。本書は、数字や数式を極力使わずに、今の世の中につながるケインズの思想をやさしく解説。読むうちに「資本主義」の正体、「経済」の真相が見えてくる。著者は経済学者(帝京大学経済学部経営学科准教授)、数学エッセイスト。

[著] 小島寛之こじま・ひろゆき

帝京大学経済学部経営学科准教授。経済学博士。数学エッセイスト。1958年生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。専攻は数理経済学、意見決定理論。著書に『サイバー経済学』(集英社新書)『確率的発想法』『文系のための数学教室』(講談社現代新書)『エコロジストのための経済学』(東洋経済新報社)『完全独習統計学入門』(ダイヤモンド社)などがある。

◎ブログ: http://d.hatena.ne.jp/hiroyukikojima/

目次

まえがき──ケインズとは何ものだったのか

1.公共事業はなぜ効かないのか
──「一般理論」の先見と誤謬

そもそも不況とはどういうことか
どうしてモノや人が余るのか
ケインズは貨幣に注目していた
「数量調整」のプロセスはどのように機能するか
「穴を掘って埋める」ような公共事業でも効果あり?
乗数効果は「絵に描いた餅」だった
お金をばらまいても何かが生産されるとは限らない
格差問題が乗数効果を救済する!
貨幣は経済生活の「便利グッズ」
流動性とは、「いつでもどうにでもできる」自由
ケインズの投資論
社会に災いをもたらす「疫病」のような存在

2.バブルの何がまずいのか
──不確実性と均衡

確率論が通じないサブプライムの泥沼
アブナイとワカラナイは違う――「ナイトの不確実性理論」
人は最も悪い可能性を気にする――「エルスバーグのパラドックス」
株価はなぜじわじわ上がって、ドーンと落ちるのか
消費の間違い、投資の間違いがもたらす災厄
バブルはいつはじけるのか――経済物理学からのアプローチ
「未来が現在を決める」摩訶不思議な株価の世界
ノイジートレーダーの存在意義

3.人はどのように「誘惑」されるのか
──選好と意思決定のメカニズム

経済活動は「推論」と「決断」の繰り返し
「行動の好み」を再現する選好理論
「誘惑」のメカニズムが解明された
選択肢をあらかじめ捨ててしまうと楽になる
イーヴリンはなぜ駆け落ちをドタキャンしたのか
確率は「信念の度合い」を示すもの?
人はできるかぎり決断を先延ばししたい生き物である
お金をためることで「優柔不断である権利」を手に入れる

あとがき  グッバイ・ケインズ
参考文献
索引

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