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序章 「愛社精神」は誤解されている
原監督、それを「愛」と呼びますか?
長嶋、原、清原、松井、それぞれの「ジャイアンツ愛」
チームとの蜜月時代の終焉
真の愛社精神、偽の愛社精神
1章 愛社精神の歴史
源流は江戸時代の大店にあり
公職追放と組合運動が「わが社」を生んだ
高度成長で「愛」が芽生えた
オイルショックで「愛」が変質し始める
会社がブランドになったバブル期
バブル崩壊で無用となった愛
愛社精神は復活するか、死語となるか
2章 愛社精神の正体
古代ギリシャに「愛」という言葉はなかった
会社のルックスに惹かれる気持ち
上司・会社という神への跪き
自己の成長と共に生まれる信愛の情
あの選手は、どの精神をもっていたのか
会社というコミュニティの行方
「コスモポリタン」と「ローカル」
3つの「想い」の集積が「会社との一体感」を生み出す
5000人調査が表す3つの一体感
5つのモデルコース
愛が足りない日本の会社
3章 データでみる愛社精神
会社には8タイプの人間がいる
仕事OK、ぶら下がり、不良社員……
タイプ出現比率に会社の個性が表れる
ミドル期に訪れる“愛社精神の揺らぎ”
「人の活かし方」がタイプ比率を規定する
「場の作り方」の影響とは
愛社型を育む「人の活かし方」とは
奉仕型、恋社型、ぶら下がり型は日本的経営の産物か
仕事OK型は放置されているだけ
4章 会社を活性化させる「愛」の処方箋
“情師”になるための6つのポイント
仕事の主人公は誰か
顧客を想えば愛は育つ
一人ひとりにロールモデルを
ジョハリの窓は対話によって開かれる
仕事OK型には自己開示をさせよ
恋患いの名医とは
奉仕精神も愛社精神の邪魔をする
上司というコトバを消し去ろう
編集者から