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序文 原田泳幸
第1章 経営者になる人の志
第2章 経営者になる人の仕事に対する姿勢
第3章 経営者のキャリアはどうやってつくるか
[コラム] 石の上にもX年──最初に入った会社に最低何年いるべきか
第4章 事業・組織・人
第5章 経営者として生きる醍醐味
あとがき 前原路代
プロフィール一覧
安達 保 あだち・たもつ
三菱商事に10年間勤務した後、1988年にマッキンゼーへ転職、1995年に同社パートナーを経て、1997年GEキャピタル・ジャパンに移籍。東邦生 命、日本リースオートの買収などを担当した後、2003年からカーライル・グループに参画、現在はマネージングディレクターおよび日本共同代表を務める。
新 将命 あたらし・まさみ
シェル石油、日本コカ・コーラ、ジョンソン・エンド・ジョンソン、フィリップスを含むグローバル・エクセレント・カンパニー6社で二十数年にわたり社長職 を3社、副社長職を1社経験。2003年より住友商事を含む数社のアドバイザリー・ボードメンバーを務める。現在、国際ビジネスブレイン代表取締役社長。
石川 貴 いしかわ・きよし
住友銀行（現三井住友銀行)、靴小売のエービーシー・マート、企業情報を扱う外資、人事コンサルタント会社と、分野も規模もまったく違う会社を経験した 後、営業先として訪問した賃貸住宅情報サービスのCHINTAIに自らを売り込んで入社。2005年に同社代表取締役社長に就任。現在、フォーバル・リア ルストレート代表取締役。
海老根智仁 えびね・ともひと
大手広告代理店に入社し、営業と経営企画の業務に従事し退職。その後、他社にて経営コンサルタント業を経て、新卒時就職活動中に知り合った友人（同社社 長）が立ち上げたオプトへ入社。ファックスを用いたダイレクト・マーケティング事業をネット専門広告代理業に転換させ急成長を実現。CEOを経て2009 年、同社取締役会長に就任。
小城武彦 おぎ・たけひこ
旧通産省を経てカルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）に転身。同社のインターネット対応を担うツタヤオンライン社長に就任し立ち上げに取り組んだ ほか、CCC代表取締役常務を務めた。2004年に産業再生機構に入り、カネボウの代表執行役社長に就任し経営再建に取り組んだ。2007年丸善代表取締 役社長就任。2010年、CHIグループ代表取締役社長兼最高経営責任者就任。
尾崎一法 おざき・かずのり
石川島播磨重工業（現IHI）を経て日本合同ファイナンス（現・ジャフコ）へ入社。取締役国際営業部長、取締役事業投資部長を歴任。1999年、上級副社 長としてGEキャピタルへ参画し、GEの日本における本格的なプライベート・エクイティ投資事業の立ち上げを行った。2001年アント・キャピタル・パー トナーズ代表取締役就任。現在、同社代表取締役会長兼社長。
織畠潤一 おばた・じゅんいち
リクルートにて新規サービス開発を担当、91年にマッキンゼー・アンド・カンパニーに入社。多くの戦略プロジェクトに携わる。99年、GEに入社し、GE メディカル・システムズ-アジアの事業開発本部長、CT事業本部長、サービス事業統括副社長、日本GEプラスチックス社長等を歴任。現在はコヴィディエン International President兼日本代表取締役会長。
樫野孝人 かしの・たかひと
リクルートに入社し、新卒採用担当、イベント連動型雑誌の編集長を経て、当時資本関係ができたダイエーの福岡ドームコンサルティング、メディアファクト リーにて映画のプロデュースなどで活躍。2000年、IMJに入社しCEOに就任。翌2001年にナスダック（現・ヘラクレス）上場を果たした。現IMJ エンタテインメント取締役会長。2009年10月神戸市長選に出馬し惜敗。現在も神戸リメイクプロジェクト代表として政治活動に従事。
上山健二 かみやま・けんじ
住友銀行（現・三井住友銀行）入行後、1999年5月、ジャック（その後ライブドアオート、現・カーチス ホールディングス）入社、2001年6月に同社代表取締役社長に就任。2002年9月、更生会社長崎屋に入社し2003年3月、代表取締役社長に就任。 2006年7月には12年前倒しで更生計画を終結させた。現在、GABA代表取締役。
河田 卓 かわだ・たく
プラントエンジニアリングの千代田化工建設に入社。ボストンコンサルティングを経てGEに入社し多くの企業買収と再建に取り組んだ。2002年に英国スミ スメディカルの日本拠点であるスミスメディカル・ジャパンの社長に就任。現在、マイクロニックジャパン代表取締役。
小森哲郎 こもり・てつお
マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、18年間にわたり国内外の企業におけるコンサルティング案件に携わる。2002年にアスキーの社長に就任し経 営再建に取り組み、短期間で立て直しに成功する。2006年に3つのファンド傘下となったカネボウ（現・クラシエホールディングス）の社長に就任しグルー プ全体の改革を率いた。現在ユニゾン・キャピタル マネジメントアドバイザー。
斎藤和弘 さいとう・かずひろ
平凡社に入社、雑誌「太陽」編集部に配属。平凡出版（現・マガジンハウス）に転職し、1996に年「BRUTUS」編集長に就任するや否や、低迷していた 部数と広告出稿を瞬く間に回復させた。その手腕が評価され2001年、コンデナスト・パブリケーションズ・ジャパンの社長に迎えられ、同社発行の 「VOGUE NIPPON」「GQ JAPAN」の編集長を務めた。
柴田励司 しばた・れいじ
京王プラザホテルに入社し、在オランダ日本大使館に出向後、同社人事部で抜本的な人事制度改革に携わった。組織・人事マネジメントのコンサルティング会 社、マーサー・ヒューマン・リソース・コンサルティング（現・マーサージャパン）に入社し2000年より日本法人のCEOとなる。その後、キャドセンター 社長、カルチュア・コンビニエンス・クラブ代表取締役COOを経て、現在、インディゴ・ブルー 代表取締役社長。
島田 亨 しまだ・とおる
リクルートに入社し、早々に営業成績で全国トップに輝く。1989年にインテリジェンスを創業、1995年同社取締役副社長に就任した。2004年に楽天 野球団に迎えられ、副社長を経て代表取締役社長に就任、現在は同球団のオーナーのほか、楽天取締役常務執行役員を務める。
新川義弘 しんかわ・よしひろ
1984年長谷川実業（現・グローバルダイニング）入社。1988年、同社取締役に就任。「グローバルダイニングのサービスの確立者」とも言われ、同社の No.2として、東証2部上場など同社が日本の外食の代表企業へと躍進するステップに大きく貢献する。2005年HUGE（ヒュージ）を創業し代表取締役 社長に就任。
関口 康 せきぐち・こう
三菱商事に入社。ボストンコンサルティンググループを経て、ジョンソン・エンド・ジョンソン・メディカルで新規事業のトップを務めた。その成功が評価さ れ、1998年ヤンセン協和の社長に就任。社名変更に伴い、2002年からヤンセンファーマ代表取締役社長。同社の売上を3.5倍に伸ばした。現在、同社 最高顧問。
高槻亮輔 たかつき・りょうすけ
日本興業銀行に入行、コーポレートファイナンスや企業審査部門を経て、2001年にインターネット総合研究所入社。企業買収・事業投資を実践した手腕を買 われて、同年インスパイアに入社。2008年にファウンダーの成毛眞氏からバトンタッチを受け、同社代表取締役社長に就任。
田代俊明 たしろ・としあき
伊勢丹に入社し、婦人服、伊勢丹シンガポールなど海外勤務を経て、バーニーズジャパンを立ち上げ、同社日本法人の社長を経て、伊勢丹を退社。1997年に グッチグループに入り、グッチブランドの日本における市場拡大の立役者となった。ジョージ ジェンセン、トッズなどの経営に携わった後、現在マイケル・コースジャパン代表。
玉塚元一 たまつか・げんいち
旭硝子、日本アイ・ビー・エムを経て、ユニクロ等を展開するファーストリテイリングに入社。マーケティング、海外事業責任者等を経て、2002年代表取締 役社長兼COO就任。同社の急成長および業績回復に貢献した。2005年リヴァンプを設立し代表取締役・代表パートナーに就任。
冨山和彦 とやま・かずひこ
ボストンコンサルティンググループ入社後、コーポレイトディレクション社設立に参画し、後に代表取締役社長に就任。2003年4月の産業再生機構発足とと もに最高執行責任者（COO）に就任した。現在は経営共創基盤を設立し代表取締役CEOに就任。他にオムロン社外取締役、朝日新聞社社外監査役等多くの役 職を務める。
原田泳幸 はらだ・えいこう
日本NCRにエンジニアとして入社後、横河ヒューレット・パッカード、フランス系のシュルンベルジェグループとエンジニア畑を歩み続け、同グループで日本 法人の立ち上げに関わり経営全般も手がける。その後1997年にアップル社長に就任し同社の立て直しに貢献。2004年に「マックからマックへ」、日本マ クドナルドに移り、現在同社代表取締役会長兼社長兼CEO。
樋口泰行 ひぐち・やすゆき
松下電器産業（現・パナソニック)、ボストンコンサルティンググループ、アップルコンピュータ（現・アップルジャパン）を経て、コンパックコンピュータ （現・日本ヒューレット・パッカード）に入社、日本で大ヒットしたプレサリオの開発・販売に携わった。日本ヒューレット・パッカード社長の後、ダイエー社 長に就任し同社の再建に取り組んだ。現在、マイクロソフト代表執行役社長兼マイクロソフトコーポレーション コーポレートバイスプレジデント。
平松庚三 ひらまつ・こうぞう
ソニーで13年間勤務した後、アメリカンエキスプレス副社長、IDGコミュニケーションズ社長、AOLジャパン社長などを歴任。2000年にインテュイッ トCEO就任。2003年、MBOで米国親会社から独立、社名を弥生に変更し同社の代表取締役社長となった。2006年ライブドア（現・LDH）社長就 任。現在、小僧 com 代表取締役会長兼社長。
廣瀬禎彦 ひろせ・さだひこ
日本アイ・ビー・エムに入社。宣伝部長、事業部長を歴任し、アスキー常務取締役に転身。同社専務からセガ代表取締役副社長、アットネットホーム代表取締役 社長に就任しネット業界を牽引。2004年にコロムビアミュージックエンタテインメント代表執行役兼最高経営責任者（CEO）に就任。2009年に同社取 締役名誉相談役に就任。2010年121ワークスLLCを立ち上げ事業活性化コンサルティングに従事、早稲田大学理工学部講師。
藤井清孝 ふじい・きよたか
マッキンゼー・アンド・カンパニー、ファースト・ボストン（現・クレディ・スイス）ニューヨーク本社のM＆Aグループに勤務後、ケイデンス・デザイン・シ ステムズ日本法人社長就任。2000年SAPジャパン社長に就任。在任期間中に売上の大幅成長を実現。ルイ・ヴィトン・ジャパンカンパニープレジデン ト＆CEO、LVJグループ社長を経て、2008年ベタープレイス・ジャパン社長兼アジア・パシフィック代表就任。
辺見芳弘 へんみ・よしひろ
三井物産、ボストン コンサルティング グループから1998年にアディダスジャパン入社。アディダスの日本法人の立ち上げに参画し、2001年同社副社長就任。2004年に菓子メーカー、東ハ トの代表取締役社長に就任。民事再生法が適用された東ハトの再生を3年間で完了した。2007年インテグラル取締役パートナー就任。ヨウジヤマモト取締役 会長兼務。
星川恭治 ほしかわ・きょうじ
ソニーに入社し経理職に従事、CBSレコードやコロンビア映画買収など同社のコンテンツビジネス戦略に関わった。Sony Corporation of America 上席副社長兼 Sony Electoronics 財務担当上席副社長などを歴任後、バクスター日本法人トップを経て2004年ワンビシアーカイブズ社長に就任。
松原健二 まつばら・けんじ
日立製作所、日本オラクルを経て2001年コーエーに入社、「信長の野望 Online」「真・三國無双 Online」などのオンラインゲームをプロデュースし、立ち上げに成功した。2007年にコーエー代表取締役執行役員社長COO就任。現在、コーエーテ クモホールディングス代表取締役社長。
村上憲郎 むらかみ・のりお
日立電子に入社しミニコンピュータシステムのエンジニアとしてキャリアをスタート。Digital Equipment Corporation（DEC）日本法人のマーケティング担当取締役、インフォミックス、ノーザンテレコム（現・ノーテルネットワークス）両日本法人の CEOなどを歴任。2003年にグーグル副社長兼日本法人の代表取締役社長に就任。現在、グーグル名誉会長。
森 康洋 もり・やすひろ
レナウンに入社し30代の半ばにニューヨークに渡り、レナウンアメリカの社長に就任。帰国後、44歳のときに同社最年少で執行役員に就任し、カジュアル ウェアの「J・CREW」や、「rebecca taylor」などを手がけた。2001年に輸入家具ショップを展開するアクタス代表取締役社長兼CEOに就任し再建に取り組んだ。現在、グレープストー ン常務取締役。
※本書に登場する方々の組織名、肩書は、いずれも上記サイトでの掲載時のものです。2010年7月1日時点の肩書は、各引用文の解説部分の末尾、および巻末の著者プロフィールに掲載しています。
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