[著] 古川裕倫 (ふるかわ・ひろのり)
現在、株式会社多久案代表、日本駐車場開発株式会社社外取締役、情報技術開発株式会社社外取締役。
1954年生まれ。早稲田大学商学部卒業。1977年三井物産入社（エネルギー本部、情報産業本部、業務本部投資総括室）23年間勤務。その間、ロサンゼルス、ニューヨークで通算10年駐在。2000年～2007年株式会社ホリプロ取締役。「先人・先輩の教えを後世に順送りする」「日本と世界の小さな架け橋になる」を信条とし、無料勉強会「世田谷ビジネス塾」を定期的に開催している。書著に『他社から引き抜かれる社員になれ』（ファーストプレス）、『バカ上司その傾向と対策』（集英社新書）、『一生働く覚悟を決めた女性たちへ』（扶桑社新書）、『大きな器のリーダーになれ』（ファーストプレス）、『課長のノート』（かんき出版）、他多数。
◎著者公式ホームページ： http://www.taku-an.co.jp
◎フェイスブック： http://www.facebook.com/FurukawaHironori
目次はこちら（クリックで開きます）
はじめに
第1章 成功を掴むには失敗を避けては通れない
成功とは、繰り返した失敗の先にある物だ
行動は何度も起こせ。数を打たないと成功はあり得ない
知力投資より行動力投資を優先させよ
失敗を恐れていては変化できない。変化できないと生き残れない
見聞きしているだけではダメ。失敗をすると身にしみる
ほどよく失敗しておくと、二次災害を防げる
成功するには行動をするしかない
成長は失敗の直後に訪れる
安易に正解を求めるな
年をとると挑戦ができなくなる
間違いを正すことも挑戦だ
「前例がない」にくじけるな。「前例」に甘えるな
お金持ち＝成功者だろうか
第2章 やってはいけない失敗、一度だけ許される失敗
取り返しのつかない失敗は案外少ない
やってはいけない失敗とは、信頼を失うことである
口約束こそ守る
立場の弱い側を守る
社会人たるもの、怠慢が原因の失敗はすべきでない
自分を大きく見せようとしても何もいいことはない
わからないことはとことん聞け
無謀な挑戦は失敗に留まらず敗北に繋がる
会社員は個人戦は戦わない
上司や同僚を晴れ舞台に立たせよ
途中での逃亡は許されない。これをしたら次のチャンスはない
失敗を認め、撤退時期を知っておく
一度だけ許される失敗とは、リカバーできる失敗である
ミスをしないための時間管理術
その場で判断する。後になってから正解を得ても意味がない
ミスをしないためのコミュニケーション術
「忙しい」は長期的失敗を招く口癖
悪意に基づかないミスが致命傷になることは少ない
善悪、損得、好き嫌いを考える
第3章 失敗を許される人間になれ
同じ失敗をしても許される人とそうでない人がいる
やりたいことは普段から何度か伝えておく
失敗をごまかさない
短い説明でも定量的に物を言え
説明時には不安要因も同時に伝えよ
独りよがりにならず、経過報告に務めよ
ノーも返事のうち。ノーこそ電話で伝える
マイルールは曲げるな
ケアレスミスは徹底的に排除せよ
焦る心、慢心が失敗を呼び寄せる
謙虚に有言実行せよ。ただし過度なアピールは不要
第4章 失敗の乗り越え方
失敗したときに
自責と他責を区別し、不成約報告書ほど丁寧に仕上げよ
味方は一瞬でいなくなるものと心得よ
５年経てば失敗も笑い話。恩返しせよ
社外の友人に甘えよ
最後の最後には、開き直るという手がある
成功したときこそ、次の失敗に備えよ
おわりに
0 items