プロフェッショナルサラリーマン

プロフェッショナルサラリーマン
「リストラ予備軍」から「最年少役員」に這い上がった男の仕事術

会社員である特権を120%活かす74のヒント
30歳にしてリストラ候補者となった著者が、社内ベンチャー創業をきっかけに、年商14億円企業のトップに。さらにグループ130社の最年少役員に抜擢。そんな著者が書き残した、プロフェッショナルになるための仕事術を初公開する──。

四六 判( 312 頁)
ISBN: 9784833419864

2011年11月16日発売 / 1,650円(税込)

[著] 俣野成敏 Narutoshi Matano

1971年、福岡県北九州市生まれ。1993年、東証一部上場の大手精密機器メーカーに入社。2002年、約半世紀ぶりの赤字転落に起因した早期退職者募集のリストラが2度にわたり決行され、30歳にしてその対象者となる。ダメ社員には転職や起業の選択肢もない実態を痛感させられると共に、退職を余儀なくされる年配者が自分の将来と重なり一念発起。環境激変の中、役職経験ナシ、小売り経験ナシ、有力人脈ナシの3ナシ状態から在庫処分を担うメーカー直販店を社内起業。創業80年を超える保守的な逆風の下、グループが流通に対する価値観を一変させる事業に育て上げる。2004年、世界約130社のグループ企業では異例の33歳0カ月で現役最年少の役員に抜擢。グローバルブランドが集う商業施設において、坪あたりの売り上げでトップ級の効率経営を続け、30代で年商14億円の無借金体質の企業に育て上げる。2011年、メーカー本体に戻り、史上最年少の40歳5カ月で上級顧問に就任。

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目次

はじめに 30歳のリストラ候補は、なぜ役員になれたか

プロフェッショナルサラリーマン チェックリスト

第1章 プロの定義

01.プロは胸を張って請求書が出せる
02.プロは仕事を「つくって」「回して」「稼ぐ」
03.プロは仕事を4つに定義する
04.プロは上司を「仕事の仕入先」と思う
05.プロは配属に文句を言わない
06.プロはリストラに顔色ひとつ変えない
07.プロは花形部門の行列に並ばない

第2章 「時間」配分法

08.プロは仕事が9、私生活が1のつもりで働く
09.プロは「人脈」「資格」づくりを後まわしにする
10.プロは転職、起業、副業をこう考える
11.プロは「バタバタしている」姿を見せない
12.プロはスケジュールの空白を恐れない
13.プロは「至急」という言葉を乱発しない
14.プロは意味のない作業を自ら葬り去る
15.プロの仕事は直線ではなく「M字」を描く
16.プロはなぜか周囲の人に救われた経験を持つ

第3章「金銭感覚」の磨き方

17.プロは毎月3万円の残業代を固定費としてカウントしない
18.プロは自ら「給料ダウン」を申し出る
19.プロは会社のカネで冒険しない
20.プロは実印に“くぼみ”がないことを知っている
21.プロはグループ会社の取引でも値切る

第4章 プロの「報・連・相」

22.プロは面接で「5つの地雷」を踏まない
23.プロはよい社風、悪い社風を見分ける
24.プロはメール・電話・対面を使い分ける
25.プロは「後工程はお客様」だと思う
26.プロは人に関わる分野を効率化しない

第5章 上司とこうつきあう

27.プロはダメ上司の「3つの特徴」を知っている
28.プロは「仕事の受け取り方」がうまい
29.プロは上司にとっての近所のコンビニであれ
30.プロは自分の「空きスペース」をつくれる
31.プロは仕事の目的と背景を確認する
32.プロは感情を揺さぶられたメールを「カンフル剤」にする
33.プロは上司からの指示メールを印刷する
34.プロの報告書は「事実」と「解釈」が分かれている
35.プロは「事後報告」を上手に使う
36.プロは抽象的な指示をされると喜ぶ
37.プロは辞表を懐にしのばせる

第6章 入社1年目に知っておきたいこと

38.プロとは、「くじ」を引き続けることのできる人である
39.プロは本を買うとき、棚の端から端まで買う
40.プロはマニュアルをバカにしない
41.プロは決定権がないことを悩まない
42.プロはレールからはみ出す
43.プロの仕事の報酬は仕事である

第7章 入社3年目から差がつく考え方

44.プロは出張に行く前に「報告書」を提出する
45.プロは会議の書記を自ら引き受ける
46.プロは自分がほめられるポイントを知っている
47.プロは自分より成果を出している人を手助けする
48.プロは社内キーワード検索でトップに名前が出る
49.プロはできる人の「志」に着目する
50.プロは異業種の成功から発想できる
51.プロは自分の「シマ」をつくる
52.プロはライバル社の商品でも案内する
53.プロは「○○長」になる前からそれらしくふるまう
54.プロは自ら「安全地帯」から飛び出す
55.プロは群れることに不安を、孤独に安心を求める
56.プロは部下が絶対に上れない城壁を築く
57.プロはキャリアの「レールチェンジ」を考える

第8章 給料の10%を銀行の袋に詰めろ

58.プロは1ヵ月分の自己投資費用を銀行の封筒に詰める
59.プロは結婚して小遣い制になったことをのろけない
60.プロは転職情報誌の募集スペックに自分を合わせない
61.プロは財務諸表で経営者と対話できる
62.プロはケタ違いのアウトプットを出す
63.プロは3000円のセミナーに10回行くなら3万円に1回行く

第9章 「空き地」をみつけてみよう

64.プロはまず、「空き地」をみつける
65.プロは「売れるもの」と「売るべきもの」を見分ける
66.プロには顧客より先に「並んでほしい人」がいる
67.プロは客単価を上げるとっておきの方法を知っている
68.プロは顧客の不安を解消する言葉を持っている
69.プロは商品の可能性を勝手に狭めない
70.プロは将来の顧客をとりこにする
71.プロは鬼にも仏にもなれる
72.プロは社内の「流行語」を生み出す
73.プロはアマゾンが通販ビジネスに参入した理由を考える
74.プロは繁盛店が電話を保留にするわけが想像できる

おわりに 20代は朝飯前

参考文献リスト
プロフェッショナルサラリーマンを目指す人に読んでほしい本リスト