[著]ウィリアム・パワーズ William Powers
ワシントン・ポスト紙の元スタッフライター。メディア、テクノロジーなど幅広いテーマで、アトランティック・マンスリー、ニューヨーク・タイムズなどに執筆。本書は、ハーバード大学のJoan Shrenstein Center on the Press, Politics and Public Policyのフェローとして行った研究に基づいている。Arthur Rowseメディア批評賞を2度にわたり受賞。作家の妻、マーサ・シェリルと息子とともにマサチューセッツ州ケープコッドに在住。ニューヨーク・タイムズのベストセラーともなった本書がデビュー作。
http://www.williampowers.com/
[訳]有賀裕子(あるが・ゆうこ)
東京大学法学部卒業。ロンドン・ビジネススクール経営学修士(MBA)。通信会社勤務を経て翻訳に携わる。訳書に『トレードオフ』(ケビン・メイニー著、プレジデント社)、『スペンド・シフト』(ジョン・ガーズマ、マイケル・ダントニオ著、プレジデント社)、『ハーバード流ボス養成講座』(日本経済新聞出版社)、『ブルー・オーシャン戦略』(武田ランダムハウスジャパン)、『マネジメントI~IV』(日経BP社)、『ポールソン回顧録』(日本経済新聞出版社)ほか多数。
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プロローグ 巨大な部屋
序章
I つながりに満ちた暮らしのミステリー
第1章 忙しい! とにかく忙しい!
第2章 母との電話を「切った後」に訪れた幸福
第3章 携帯が使えなくなって気づいたこと
第4章 なぜ「メール禁止デー」はうまくいかないか
II 「適度につながらない」ための知恵
第5章 プラトンが説く「ほどよい距離」の見つけ方
第6章 セネカが探訪する内面世界
第7章 グーテンベルクがもたらした黙読文化
第8章 ハムレットの手帳
第9章 フランクリンの「前向きな儀式」
第10章 自宅を安息の場にしたソロー
第11章 マクルーハンの「心のキッチン」
III 落ち着いた生活を取り戻す
第12章 無理のない「つながり断ち」7つのヒント
第13章 インターネット安息日
エピローグ 再び巨大な部屋
訳者あとがき
参考文献