ほんとうは仕事よりも大切なこと

ほんとうは仕事よりも大切なこと
いつか結婚するあなたへ贈る37の処方箋

SOLDOUT

吉越流仕事術の原点はここにあった!
結婚40年を迎えて初めて著した常識にとらわれない生き方・働き方のすすめ

新書 判( 208 頁)
ISBN: 9784833420150

2012年06月29日発売 / 1,320円(税込)

[著]吉越浩一郎(よしこし・こういちろう)
1947年千葉県生まれ。ドイツ・ハイデルベルグ大学留学後、72年に上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。
メリタジャパンなどを経て83年にトリンプ・インターナショナル(香港)に入社。その後、トリンプ・インターナショナル・ジャパンのマーケティング本部長、代表取締役副社長を経て、92年に代表取締役社長就任。「早朝会議」「ノー残業」「がんばるタイム」など、スピードと効率重視のユニークな制度を次々に取り入れ、19年連続の増収増益を達成。2006年同社退社後は、講演やテレビのコメンテーターとして活躍。近著に『仕事ができる社員、できない社員』(三笠書房)、『君はまだ残業しているのか』(PHP文庫)、『定年が楽しみになる生き方』(ワック)など。

目次はこちら(クリックで開きます)

目次

まえがきに代えて──
新しい世代のための、新しい結婚観を

Chapter1
仕事よりも大切なものがある

01 結婚式の上司のスピーチに出る「旧人類気質」
02 仕事の生きがいなんて、あくまで期限付き
03 役割を演じる職場での自分は「仮想現実」
04 夫と妻の「論理」がすれ違う夫婦生活では意味がない
05 結婚とは、ふたりで同じ方向を見つめて歩んでいくこと

Chapter2
「絆」を信じる第一歩の踏み出し方

06 とにかく、まず「第一歩」を踏み出す
07 偶然を大切にすれば、必ず「運命」に出合える
08 「流れ」を感じたら、その勢いに身を任せよう
09 価値観の違いが結婚の高いハードルになるなんてウソ
10 大きな考え方より、毎日の日常感覚こそが大事
11 どこで暮らしても、そこにある「美しき人生」 12 結婚というカタチをとるのは自然の流れ

Chapter3
夫婦の「日常」を楽しむ習慣づくり

13 日常の生活のなかにこそ楽しみを見つける
14 休日は休むためではなく、遊ぶために使う
15 「夫婦はいつも一緒」を基本にする
16 平日、会話を15分増やすだけで結婚満足度がアップする
17 帰宅したら、「ワーク言語」ではなく「ライフ言語」で
18 「気にかける言葉」と「寄り添う言葉」を大切にする
19 1日1回は、ジョークで笑いをとる
20 「パパ」「ママ」ではなく、名前で呼び合おう
21 手をつなげば、互いの心が穏やかになる
22 いつも一緒にいれば、似たもの夫婦になるワケ

Chapter4
波風を乗り越えていく「ふたりの知恵」

23 人生の岐路で出される、パートナーからのシグナル
24 互いに「納得ポイント」をためる夫婦ゲンカの秘訣
25 若いときにこそ、相手に厳しいことも言う
26 「いい人」には絶対なっちゃいけない
27 問題の先送りが、事態をますます悪くする
28 けっしてあきらめない。ふたりなら、きっとなんとかなる
29 子どもを「かすがい」にしてはいけない
30 「遅すぎるイベント」は罪滅ぼしにはならない

Chapter5
妻に寄り添いながら生きる「妻本主義」のススメ

31 家庭は妻のリードに任せたほうがいい
32 夫は、妻の「静かな意志」に合わせる
33 「おしどり夫婦」と言われて喜ぶのは情けない
34 妻に勧められたことを素直にやってみる
35 出来事の記憶より、「思いの記憶」をたくさん残す
36 夫婦の「型」は、子どもにも受け継がれていく
37 妻に育てられるのは、男子の本懐

Chapter6
妻・ダニエルからもひと言

パーソナリティに大きな影響を与えた「修道院生活」
反対されればされるほど、頑固になるタイプ
「同じ方向を見る」というのは「普通の生活」を送ること
夫は実は、とても日本人的
イザというとき頼れるのは、やっぱり家族
ケンカしたあとには“ピース”を忘れずに
結婚には、論理も直観もどちらも大切

あとがきに代えて──
結婚する人へ、私からの〝祝辞〟