これ1冊ですべてわかる!ミャンマー進出ガイドブック

これ1冊ですべてわかる!ミャンマー進出ガイドブック
世界が注目するアジア最後のフロンティア

SOLDOUT

世界が注目するアジア最後のフロンティア。
この激変する国に正面から向き合うチャンスが今、訪れているのです。

大企業・中小企業の実務者から投資家、法律家までを対象に、各種法律、申請手続きの最新情報を網羅。政治経済、歴史、国民性など、投資環境もわかりやすく解説。


――ミャンマーという国はいったい、どのような国なのでしょうか?

本書の前半では、ミャンマーとはいったいどんな国なのか、歴史や政治、国民性から、市場としての魅力やインフラの状態、各国の進出状況について説明しています。また後半では、実際にミャンマーに進出するために押えておきたい法律、手続き、会社運営について解説。
とくに重要な、改正外国投資法についても対応し、全文を英文で掲載しています。ミャンマーに進出したいけれど何をしたらいいのかわからない、という中小企業の法務担当者から、進出をサポートする法律の専門家まで、実務で広く使える内容を網羅したガイドブックです。

A5 判( 216 頁)
ISBN: 9784833420341

2013年01月30日発売 / 2,750円(税込)

■著者紹介■

アジア総合法律事務所
福岡県弁護士会所属 弁護士 
小山好文

日本国内での企業法務、ファイナンススキーム構築のほか、アジア法務に特化し、現地での法人設立、パートナー紹介、労務管理まで、海外進出業務全般を行う。その高い専門性から、企業のアジア進出において数多くの実績を持ち、ミャンマー進出相談案件も多数。法律のインフラ整備を行うことでアジアの国境をなくし、日本企業が自由にビジネスができる社会の創造を目指している。

アジアビジネスブログ http://blog.livedoor.jp/asiatotallaw/


株式会社アジアリーガルリサーチ・アンド・ファイナンス
代表取締役 
宍戸徳雄

アジア総合法律事務所のシンクタンクとして、アジア各国の法情報サービス、法令や判例の調査・研究、企業のアジア進出支援業務を行う。代表の宍戸は、三井住友銀行を経て独立、アジアビジネスのスペシャリスト。2012年には、さらなる情報収集と企業の進出後のアフターフォローのため、アジア総合法律事務所と共同で、ミャンマー・ヤンゴンオフィスを開設。

オフィス(東京本社/福岡支店/台北/上海)
http://ndnl.heteml.jp/alrf/

目次はこちら(クリックで開きます)

目次

はじめに

2013年は、ミャンマービジネス元年だ!
ASEAN諸国ミャンマーの主要都市

序章 なぜ、世界がミャンマーに注目しているのか?

経済は高成長! データで見るミャンマー
「アジア最後のフロンティア」と呼ばれる3つの理由
民政移管後の政治は安定するのか?
2013年、2015年迎える大きな転換点とは?
経済以外の分野についても改革は着々と進んでいる
少数民族は民主化を果たすうえで大きな問題
日系&米国系企業の進出は、まさに始まったばかり

Column ビルマ建国の父、アウンサン将軍ってどんな人?

第1章 「市場」としてのミャンマーの魅力

人口はタイとほぼ同じだが、経済規模はまだ7分の1程度
都市部の若者を中心に変化し始める消費スタイル
中国からミャンマーへ「チャイナプラスワン」として要注目
労働組合法と最低賃金法の成立で高まる賃金の上昇圧力
アジアの国々の間で起こった経済特区開発の争奪戦
停電、未舗装の道路など、課題の残るインフラ整備
複数存在した為替相場制は解決したか?

Column 政治の中心として重要度を増す 新首都ネピドーってどんなところ?

第2章 日本企業の進出ラッシュが始まった!

中国やタイ、韓国に大きく遅れをとっている日系企業
大手コンビニも進出を発表! いち早く進出を決めた企業たち
現地入りニーズが高まり、直行便も次々開通!
日本からの投資環境に進展はあったのか?
ミャンマーの対外債務問題解決へ向けた日本の役割
オールジャパンによる金融市場の創設計画
ミャンマーには、なぜ親日派が多い?

Column タクシーは料金交渉が必須 ヤンゴン市内の交通事情

第3章 アメリカによる経済・金融制裁解除のインパクト

トップ外交がもたらした事実上の“全面解除”
オバマ大統領の電撃訪問は民主化路線を後押しするもの
経済・金融制裁解除の裏にあるアメリカの対中政策とは?
中国依存型の経済から脱却を図るミャンマー
GE、コカ・コーラ……加速するアメリカマネーの流入
米系クレジット会社の進出で、カード決済も可能に?

Column ミャンマー人の資産形成は「たんす預金」がメイン!?

第4章 進出にあたり知っておくべき法律と規制

現地法人か合弁か支店か、また法律上の分類は?
外国人投資家が様々なメリットを受けられる「外国投資法」とは?
ミャンマー国内のすべての企業に適用される「会社法」とは?
「最低資本金規制」「最低投資金規制」の運用動向に要注意!
「国有企業法」で定める12業種は、参入に許可が必要
ミャンマーで稼いだ利益は国外に持ち出せる?
「経済特区法」に基づく進出には優遇措置がある
租税条約締結国を経由した投資も可能?

Column Jリーグとミャンマーのプロリーグが提携を?

第5章 ミャンマー進出の手続きはどうやって行う?

第一の関門は「MIC承認」の手続き
事業を開始するためには「PTT」の取得も必要
法人登記申請手続きに必要な書類はこれ
資本金は外国為替専門銀行を通じて送金を
外国企業の取引銀行はMFTBとMICBがメイン
貿易取引を行うには、貿易業者登録がマスト
輸出は、取引のつどライセンスを取得する必要あり
輸入取引規制は、個別に照会することが重要

Column 中国人も多い第2の商業都市 マンダレーってどんなところ?

第6章 進出後の円滑な会社運営に必要なこと

もっともメジャーな会社の機関設計はこれ
その他、会社法で押えておきたいポイント
現地の労働者を雇うには?
土地の所有権は国家に、民間人には使用権のみが認められる
知的財産権の法制度は、いまだ未整備
税制は複雑、個別ケースごとに検討すべき
もし紛争に巻き込まれたら、どうする?

付録
改正外国投資法B 全文
経済特区法 全文
その他の重要なビジネスローリスト
MICの投資承認 申請フォーム
PTTの営業許可 申請フォーム
資本構成委員会への質問状 回答フォーム
おわりに