プロフェッショナルサービスマン

プロフェッショナルサービスマン
世界に通じる「汗と涙のホスピタリティ」

シリーズ40万部突破!
世界に通じる「汗と涙のホスピタリティ」 、一流の接客術、サービス業のプロとは、「目の前の人が望んでいることをやる人」であり、しかも「やらずにはいられない」人だ。だから、迫力が違う。(本文より)

四六 判( 232 頁)
ISBN: 9784833420464

2013年05月17日発売 / 1,760円(税込)

[著] 野地秩嘉 Tsuneyoshi Noji
1957年東京都生まれ。早稲田大学商学部卒業後、出版社勤務を経てノンフィクション作家に。人物ルポタージュをはじめ、食や美術、海外文化などの分野で活躍中。著書に『キャンティ物語』『サービスの達人たち』『企画書は1行』『なぜ、人は「餃子の王将」の行列に並ぶのか?』ほか。『TOKYOオリンピック物語』でミズノスポーツライター賞優秀賞受賞。近著『高倉健インタヴューズ』(小社刊)が5万部を超えるベストセラーとなる。

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目次

はじめに
プロフェッショナルサービスマン チェックリスト

「飛び込み営業」でベンツを日本一売る男

「少なくとも金のためじゃない。
やらざるを得ないと思っちゃったんですよ。
名誉とか出世もどうでもよかった。やり出したらやめられないだけ。
売れるセールスマンはみんなそうですよ」

「セレブが通うディスカウンター」を作った社長

「お客さんの信用を裏切ったことは一度もないと思っています。
賞味期限がぎりぎりの品物が店舗に残っているのは発注の失敗です。
自分の失敗をお客さんに転嫁してはいけない。裏切りは信用をなくす」

「仕事が途切れたことない」えんとつ解体業者

「煙突の上にのぼるのに、そりゃワザはいるよ。
でも、揺れる煙突の上に平然と立っていられるのはオレがバカだから。
バカじゃなきゃ250メーターの空の上で、
揺れながら働くなんてできんよ」

保育園業界トップクラスに躍り出た「革命児」の哲学

「こんな身体でなければ、子どもにつらい思いをさせたりはしなかった。
私がいけなかったんだ」
「身体が震えました。保育は命を懸けなきゃいけないんだ。
私は甘かった。腹が据わっていなかった」

「デパ地下の女王」とんかつ娘の気迫

「『ありがとうございます』と言いながら、頭を下げ、また腹の底から
『まいせんでーす』と絶叫した。
不況は終わらないが、デパ地下の女王は
いまよりもなお不景気になっても生き延びるに違いない」

「稼働率100%」ビジネスホテル支配人夫婦のもてなし

「僕は逃げません。泊まりたい人を泊めるのがホテルやないですか。
遅く着いても、酔っ払いでも、言葉遣いが乱暴でも、お客さん。
自分が嫌だからと逃げていたら、売り上げなんか上がりません」

「餅つき」だけで大繁盛旅館をつくった主人

「『さあ、天と地が合体します』とエロチックに、
いつもと同じことをしゃべった。
避難している人々に胸が締め付けられたが、顔には出さなかった。
餅つきに来たのだから、へたな同情をしてはいけないと自分に言い聞かせた」

おわりに