「低成長優良企業」を目指す

「低成長優良企業」を目指す
経営幹部の思考と行動

堅実に、着実に成長を続け、勝ち残り、長期に存続可能。
真の優良企業、その違いは、どこにあるのか!?

この本のテーマは、
「低成長下で、どうすれば優良企業になれるか」
ではなく、
「低成長を経営の方針として優良企業になるには
どうすればよいか」である。

現実に日本には、あえて低成長を貫いて勝ち残ってきた
すばらしい会社がたくさんある。

―― 本書「まえがき」より

四六 判( 272 頁)
ISBN: 9784833420525

2013年06月14日発売 / 1,980円(税込)

[著]染谷 和巳(そめや かずみ)

1941年東京都生まれ。東京教育大学(現筑波大学)卒業。出版社、社員教育機関勤務を経て、88年、人材育成会社(株)アイウィル設立。代表取締役社長。上司としての考え方や行動の仕方、部下の指導法など、幹部教育の第一人者として活躍中。著書に『上司が鬼とならねば、部下は動かず』『上司が鬼とならねば、組織は動かず』(小社刊)ほか多数。

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目次

はじめに

第一部 どうすれば強い組織をつくれるか

1章──何があっても潰れない会社はこうして作る
2章──小さい組織の長所と特性
3章──外向き、内向き変幻自在の組織
4章──守りの部門に人材はいるか
5章──上司を補佐する中間管理者は育っているか
6章──小さい会社こそ大企業病に用心せよ
7章──甘い環境が会社を食いものにする社員を生む
8章──上から下まで全社員が青春の心を持てば
9章──上司が風を起こして清新の社風を作る

第二部 上司力を伸ばす

10章──いかなる場合もプラス思考をする
11章──部下に模範を示せる上司になる
12章──「人望」について
13章──権限委譲
14章──無菌培養の新人をどう育てるか
15章──冷たく突き放すほうが人は育つ
16章──「同じことを言う。毎日、毎日、直るまで言う」(松平康隆)
17章──「しつけのいい人は多様な言語表現ができます」(浅利慶太)
18章──「レベル以上の人に規律は不要です」(木内英夫)
19章──職場外の教育訓練によって人材を育成する
20章──出世の条件“ごますり能力”

第三部 社員の帰属意識を強くする方法

21章──社員に“義務としての帰属意識”を身につけさせる
22章──猛烈社員時代の“企業戦士”健在なり
23章──会社の“魅力”が帰属意識を培う
24章──どうすれば帰属意識を高めることができるか
25章──不遇を克服すれば、さらに会社と仕事が好きになる
26章──国を思う人が会社の人材になる
27章──国に対する誇りと祖先に感謝する心
28章──社員が誇る会社、社長が誇る社員