［著］勝見 明（かつみ・あきら）
1952年、神奈川県逗子生まれ。東京大学教養学部中退。フリージャーナリストとして経済・経営分野を中心に執筆・講演活動を続ける。企業の組織運営、人材マネジメントに詳しい。
主な著書に『新装版 鈴木敏文の統計心理学』『鈴木敏文の「話し下手でも成功できる」』（プレジデント社）『鈴木敏文の「本当のようなウソ」を見抜く』（日経ビジネス人文庫）『鈴木敏文「逆転発想」の言葉95』『選ばれる営業、捨てられる営業』（日経プレミアシリーズ）『イノベーションの知恵』（日経BP社、共著）ほか多数。
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セブン＆アイ鈴木敏文会長兼CEO緊急インタビュー
2800万人の
財布から見えた「売れる秘密」
PART1 鈴木流「逆転の発想術」を学ぶ
・競合の出現はチャンス――ピンチをチャンスに変える逆転発想とは？
・競争相手は顧客ニーズ――同業他社は「真の競争相手」ではない
・脱モノまね思考――「モノまねのほうが楽」は本当のようなウソ
・陰陽両面的思考――「おいしいもの」ほど飽きる
・「完売＝善」のウソ――売り手の「好都合」は買い手の「不都合」
・顧客第一主義のウソ――「顧客のために」と「顧客の立場で」は違う
・川モデルと井戸モデル――自分と顧客は「地下水脈」でつながっている
・制約条件を排除する――「できない理由」を「できる理由」に変える
・逆転の成功方程式――反対されることほど成功する
・生産性2倍の仕事術――仕事が多くても人を増やしてはならない
・密度2倍の仕事術――時間をかければいい仕事ができるわけではない
PART2 鈴木流「マーケティングの極意」を学ぶ
・市場の体感温度を知る――社内にいると社外の温度がわからない
・市場を輪切りにする――なぜ、「多様化」しているように見えるのか？
・富士山型vsペンシル型――市場は急上昇・急降下型消費へ
・廃棄ロスと機会ロス――「見える損失」より「見えない損失」が重要
・現物主義の落とし穴――現場主義とデータ主義、どちらが大切か？
・動体視力で市場を見る――顧客が求める「100点満点」は上がり続ける
PART3 鈴木流「ビジネス心理学」を学ぶ
・商売は感情で動く――なぜ、ガソリン割引券がヒットしたのか？
・顧客心理は矛盾だらけ――鮮度を求める一方でカット野菜も買う不思議
・自己差別化と横並び――マグロの解体販売はなぜうけるのか？
・購買行動を喚起する――なぜ、アジフライ500枚が軽く売れるのか？
・価格の心理学――なぜ、グラム700円の牛肉が売れるのか？
・消費の爆発点――セブン銀行はなぜ不可能を可能にできたのか？
PART4 鈴木流「情報術」を学ぶ
・アンチABC分析――販売データはどう読めばいいか？
・平均値のウソ――データの平均を鵜呑みにしてはならない
・情報の分子と分母――情報は分母が変わると意味が逆転する
・はえ縄式情報術――情報は問題意識のフックに引っかかる
・「悪い情報」は最初に――バッドニュースは人を介すと上がってこない
・脱・伝言ゲーム――伝言ゲームではイエスがノーに変わる
・脱・マニュアル――マニュアルは一方通行コミュニケーション
・対話と漫談は違う――話術だけ磨いても意味がない
PART5 鈴木流「仮説の立て方」を学ぶ
・仮説と先行情報――仮説はどのように立てればいいのか？
・仮説とは物語づくり――なぜ、海辺の店で梅おにぎりが売れるのか？
・真冬の冷やし中華――仮説は常に「顧客の立場で」考える
・メタ認識を習慣づける――「もう一人の自分」から自分を見る目を持つ
・機会ロスの「見える化」――「見えない利得」を数字に変える
・可能性が7割なら挑戦――挑戦と無謀の境界線はどこにあるのか？
・真の挑戦力とは――人は何かにしがみつくと本当の力は出せない
・運をつかむ――幸運は挑戦して努力する人にのみ訪れる
・ブレイクスルー思考――未来から顧みて今やるべきことを決める
おもしろくてためになる――セブンイレブン豆知識
・コンビニではなぜ窓側に雑誌が置かれるのか？
・年間12億5000万個も売れるヒット商品は？
・セブン-イレブンのルーツは？
・一度倒産したアメリカのセブン-イレブン
・コンビニを通じて全国化した「恵方巻」
・♪セブン-イレブンいい気分♪の生まれは？
・コンビニの店の中は昼と夜、どっちが明るい？
・季節によって味が変わる冷やし中華
・「高密度多店舗出店方式」って何？
・メーカー名を明記するセブンプレミアム
・ネット通販は「現代版ご用聞き」
・北京のセブン-イレブン（1）おでんが大人気
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