「気・血・水」の流れが健康をつくる

「気・血・水」の流れが健康をつくる
「漢方の原則」で病気知らずに!

血流力×漢方力であなたの体はいつでも元気いっぱい、活力いっぱい「漢方の原則」で病気知らずに!

今日も朝から、体の調子が悪い……。これでは仕事も、遊びもうまくいきません。
そんな時、自然にやさしく癒してくれる方法があります。血行を良くし、漢方の力であなたが持っている生命力を高めていく。
漢方医学の第一人者が、その答えを明かします!

四六 判( 192 頁)
ISBN: 9784833421041

2014年10月30日発売 / 1,320円(税込)

[著]三浦於菟(みうら・おと)

 1947年山梨県生まれ。東邦大学医学部卒業。国立東静病院内科勤務を経て、1984年より中国・南京中医学院、台湾・中国医薬学院に留学。日本医科大学付属病院・東洋医学科助教授を経て、東邦大学医療センター大森病院・東洋医学科教授。現在は東邦大学客員教授、および吉祥寺東方医院医院長。医学博士、日本東洋医学会専門医、日本東洋医学会指導医。
 著書に『東洋医学を知っていますか』(新潮選書)、『実践漢薬学』(医歯薬出版)、『漢方上手』(源草社)ほか多数。

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目次

プロローグ

第1章
血と血流を良くする漢方の原則で
日常の不調が消える

01 あの大病の原因は血液、血流だった
02 昔から「血」に注目していた漢方
03 漢方は身体全体を整える
04 漢方では癌も「淤血」の症状
05 あなたの血液の「淤血度」チェック 癌にも負けない「サラサラ血液」を目指す
06 「淤血」対策は食、運動、ストレス、冷え
07 肩こり・腰痛も原因は「血の流れ」?
08 なぜ肺を潤すと美肌になるのか?
09 更年期障害も漢方で治る
10 「気・血・水」の流れが健康をつくる
11 相互に影響し合う「気・血・水」
12 漢方と西洋医学の違い/「不足」を補い、「過剰」を取る
13 正気が「邪」に負けると病気になる
14 外界からくる「邪」と体内の「邪」の違い
15 セルフチェック 「あなたは虚証? 実証?」/体質を知ることから健康は始まる
16 虚証と実証。体質別健康法
17 「未病」を治すことが健康の大原則
18 万人に効く健康法はない

第2章 ストレスが血流を妨げ血液を汚す

19 ストレスが「気」と「血」の流れを悪くする
20 自分が苦痛に感じることは身体にも悪い
21 身体の声を聞き、その声に従う
22 長続きするのは頑張らない健康法
23 クーラーで冷やし過ぎる現代人
24 体を冷やす生活と食べ物で免疫力が低下!
25 血行を良くする2つのツボ
26 なぜ季節の変わり目に体調を崩すのか
27 日本の高温多湿が身体にストレスを与える
28 過ごしやすい秋は「燥邪」に注意!
29 冬の不調に負けない身体作り

第3章 毎日の体調不良が消える身体調整法

30 漢方的調整法で元気を取り戻す
31 運動不足の人の血行はかなり悪い
32 つらい便秘の原因は睡眠不足
33 急な下痢の原因は体力低下
34 風邪を早く治すには
35 肥満とは「邪」が詰まった状態
36 胃の不調への速効対処法
37 夏の暑さに弱い人の体調管理法
38 身体のねじれを治す「操体法」

第4章 食で血液を浄化する「何をどう食べたら健康になるか?」

39 万病のもと「淤血」を防ぐ食材
40 血液の栄養や量を補う食材
41 血液サラサラ5つのポイント
42 海産物にはサラサラ成分が豊富に含まれる
43 和食が「きれいな血液」をつくる
44 和食に欠かせない大豆で血液を浄化
45 「身土不二」。漢方的身体に良い食べ方
46 外食中心の食生活が血流を妨げる
47 手抜き料理ほど健康になれる
48 薬になる食材は家庭の“台所”にある
49 健康体質をつくる“腹八分”
50 歯並びを見れば健康食がわかる
51 祝日で健康を意識する

第5章 現代病は漢方で予防も治療もできる

52 眼の不調は肝臓機能が原因
53 アトピー性皮膚炎の熱とかゆみを取る
54 不定愁訴を1週間で好転させる
55 花粉症は熱と関係が深い
56 血行を良くして薄毛や髪質を改善
57 肝臓は血の巡りがポイント
58 糖尿病も血の流れで改善する
59 血や水が胸をふさぐ狭心症
60 癌も予防する血の巡り
61 静脈瘤も漢方力で消える


著者紹介