グッドリスクをとりなさい!

グッドリスクをとりなさい!
元祖エリートビジネスマンの門外不出の仕事術

元祖エリートビジネスマンの門外不出の仕事術

わずか13人のベンチャーは、なぜ総資産9兆円を超えたのか?
チャレンジとは「リスクをとる」ということ。
失敗を恐れていてはなにごとも始まりません。
自分にとって価値があり、その経験が将来への糧になるような「グッドリスク」をとることを目指していただきたいと思います。(「はじめに」より抜粋)

四六 判( 180 頁)
ISBN: 9784833421133

2014年12月19日発売 / 1,760円(税込)

[著]宮内義彦(みやうち・よしひこ)

1935年神戸市生まれ。58年関西学院大学商学部卒業。
60年ワシントン大学経営学部大学院修士課程修了後、日綿實業(現双日)入社。64年オリエント・リース(現オリックス)入社。70年取締役、80年代表取締役社長・グループCEO、2000年代表取締役会長・グループCEO、03年取締役兼代表執行役会長・グループCEOを経て、14年シニア・チェアマン就任、現在に至る。
これまで総合規制改革会議議長など数々の要職を歴任。現在、ドリームインキュベータ、ACCESSなどの取締役のほか、新日本フィルハーモニー交響楽団理事長などを兼務。著書に『経営論』(東洋経済新報社)、『リースの知識』(日本経済新聞社出版局)、『世界は動く』(PHP研究所)など。

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目次

はじめに

序章 人生は自ら切り開くもの

  • どこにもない会社を作りたかった
  • 人生は自分の意志で切り開け
  • 「答えのない質問」を見つけることが大切

第1章 まずは己を磨くこと

  • まずは自分の「専門性」を高めよ
  • 世の流れを読み取る「大局観」を身につける
  • 会社は唯一の自己実現の場
  • 今日一日が新しい日
  • 「わが社」と思うな
  • 仕事は“ゲーム感覚”で取り組もう
  • 今日からが勉強。粘り強くしっかりと
  • 英語を知れば世界につながる
  • 仕事に関係ない人脈こそ大事!

第2章 考え方しだいで道は開ける

  • ポジティブシンキングが未来を変える
  • ゴマをすれるくらいの社会常識は必要
  • タコツボに入りたがる自分を戒めろ
  • ビジネスには「志」が必要
  • マクロとミクロの感覚をバランスよく
  • 「既得権者」に成長はない
  • 大事な決断は夜してはならない!
  • 会社は面倒を見てくれないと心すべし

第3章 時代を俯瞰する視点を持つ

  • 時代をどう読むか
  • なぜ「バブル崩壊」を察知できたか?
  • 市場経済は「優勝劣敗」
  • 「宝の山」はまだまだある
  • グローバリズムの中の日本
  • 居心地がよすぎる大都市・東京

第4章 あの手この手で食らいつけ!

  • ホームランよりヒットを重ねろ!
  • すべてに手を挙げる
  • 会議1時間、来客30分、打ち合わせは15分
  • 当たり前と思ったことは速やかに実行
  • 多様性が企業の強みになる
  • “できること”だけでは成長しない
  • 企業にとってかけがえのない「暗黙知」

第5章 人生を豊かにする宮内流読書術

  • 3冊を並行して読む
  • 現在に至るルーツを解き明かす『昭和史』
  • 第一級の史伝『天皇の世紀』
  • 日本の特殊性を浮き彫りにした『文明の衝突』

第6章 リーダーに求められる条件とは

  • リーダーとはイノベーションを起こす人
  • リーダーに必要な「専門性」と「人間力」
  • 「先見性」と「実行力」を身につける
  • リーダーは健康でなければならない
  • チームプレーが成果を生む
  • 失敗が器を大きくする