日本人なら知っておきたい正しい家相の本

日本人なら知っておきたい正しい家相の本
本当は間取りを変えずに鬼門は避けられる

若いころは言えなかったことですが、今の私は「幸せに暮らしたいなら、神や仏、ご先祖や自分が好む宗教観に沿って、幸せをしっかりと願え、それが家相だ。
そしてポジティブに生きるのもよいが、ネガティブに生きることも確実に幸せを求めるひとつの道である」と、そうはっきりとお伝えできます。(「あとがき」より)

A5 判( 208 頁)
ISBN: 9784833421492

2015年10月30日発売 / 2,200円(税込)

[著]小池康寿(こいけ・やすとし)

◆高校を卒業後しばらく家業に従事、32歳の時にトヨタホームの営業として売上全国第1位。活動の主な地域が日本で最も家相にこだわる愛知県だったことと、事実多くの施主が家相を大いに気にする現実を目の当たりにしたことがきっかけで、高島易断の勉強を手はじめに独自に易学・家相の調査・研究にのめり込む。
◆1995年に日本初の家相専門サイトを開設。以来リクルートやトヨタ自動車をはじめ大手企業の複数のサイトで現代家相学・住宅関連の連載をもつ人気家相専門家としてテレビなどでも活躍するとともに、『幸せを招くよい家相・間取り』(西東社)など多くの著作を上梓。
◆家相の迷信・占い的な考え方を排し、科学的・合理的な視点から家相のアドバイスを行ってきたが、様々な歴史的文献を研究するなかで「鬼門を恐れる」ということ自体が歴史的には誤りであり、間取りの変更を不条理に強いる現代の家相・風水の多くは明治維新後に誤解されたまま流布されたものであるという事実を知るに至る。そして長年一家相研究家として発言してきた者としてたとえ今までの自分自身の考えを一部否定することになったとしても明治維新前の日本人が実践していた「正しい家相学」を紹介する義務があるとの思いから本書を執筆する。

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目次

はじめに

第1章 どんな家でも吉相にできる!

  •  1 家相の信頼を取り戻す
  •  2 家相と風水はどう違うか
  •  3 見かけの鬼門に怯えることはない
  •  4 日本の鬼門は大きな間違いをしていた
  •  5 鬼門を恐れるだけでなく立ち向かう
  •  6 家相には15を超える流派があった
  •  7 太極は家相の中心
  •  8 正中線は神様の通路
  •  9 神棚の位置を変えるだけで家相はよくなる
  •  10 見える中心点を後世に残そう

第2章 建築のしきたりと神様の話

  •  1 日柄の選び方
  •  2 厄年はしっかり恐れよ
  •  3 土用に土をかまうな
  •  4 三隣亡はご近所に配慮すること
  •  5 地鎮祭と家祓いは神仏両道でせよ
  •  6 上棟式は大切な儀式
  •  7 氏神様は氏名の神様
  •  8 除霊は自分で行えるか
  •  9 神の祟りを受けない家にする
  •  10 人の祟りこそ恐ろしい

第3章 実践・諸流派の家相を活用する

  •  1 新築住宅の場合 着工前編
  •  2 中古住宅の場合 購入編
  •  3 店舗併用住宅の場合 入居後編
  •  4 新築工事中のマンション
  •  5 何もせず後から決める太極柱
  •  6 2階に太極柱をつくる
  •  7 仏壇でも太極になる
  •  8 ストレートに御札を太極にする
  •  9 賃貸でも大黒柱を味わいたい
  •  10 重心の中心を「見える中心点」にする
  •  11 暖炉を家の中心点にする
  •  12 一家の主の正寝を中心とする
  •  13 お金をかけない家相術
  •  14 どうしても鬼門・正中から避けられない【台所編】
  •  15 どうしても鬼門・正中から避けられない【トイレ編】
  •  16 どうしても鬼門・正中から避けられない【玄関編】

【まとめ】 神棚は価値や大きさより置き場所にこそ重きを

第4章 鬼門よさらば

  •  1 出雲大社に行けば鬼門はなくなる
  •  2 伊勢神宮へお参りし鬼門をなくす
  •  3 お金持ちになりたいなら恵比寿様を祀れ

おわりに 家相は最悪を考えて吉にする学問

主な参考文献