為末大の未来対談

為末大の未来対談
僕たちの可能性ととりあえずの限界の話をしよう

科学技術が進歩するほど人間がそれをどこまで受け入れられるかが問われる。
人間にできないことが増えてくればくるほど人間らしさについて深く考えていく必要がある。

四六 判( 288 頁)
ISBN: 9784833421591

2015年12月18日発売 / 1,760円(税込)

[著]為末大(ためすえ・だい)

1978年広島県生まれ。陸上トラック種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2015年11月現在)。2001年エドモントン世界選手権および2005年ヘルシンキ世界選手権において、男子400メートルハードルで銅メダル。シドニー、アテネ、北京と3度のオリンピックに出場。2003年、プロに転向。2012年、25年間の現役生活から引退。現在は、一般社団法人アスリートソサエティ(2010年設立)、株式会社Xiborg(2014年設立)などを通じ、スポーツ、社会、教育、研究に関する活動を幅広く行っている。著書に『走る哲学』(扶桑社)、『走りながら考える』(ダイヤモンド社)、『諦める力』(プレジデント社)などがある。

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目次

はじめに

01 IoTの浸透で消える仕事、残る仕事

安宅和人 ヤフー チーフストラテジーオフィサー

02 ビッグデータから見えてくる人間の「新たな法則」

矢野和男 日立製作所研究開発グループ技師長

03 「人生100年」時代の幸せのかたち

新井康通 慶應義塾大学医学部百寿総合研究センター専任講師

04 LEDの光が農業、医療、教育を変えていく

天野浩 名古屋大学教授

05 人型ロボットは人間のよきパートナーになれるか

林要 元ソフトバンクロボティクス Pepper開発リーダー

06 人工知能が人智を超えた医療を実現する

宮野悟 東京大学医科学研究所ヒトゲノム解析センター長

07 突出した才能には教科書も時間割もない教育を

中邑賢龍 東京大学先端科学技術研究センター教授

08 2020年の実用化目指す無人タクシー

中島宏 ディー・エヌ・エー執行役員 ロボットタクシー社長

09 自動運転と電気自動車がモビリティの概念を変える

土井三浩 日産自動車総合研究所所長

10 義足ランナーの走りがボルトを超える日

遠藤謙 サイボーグ代表取締役社長

おわりに