パリの朝食はいつもカフェオレとバゲット

パリの朝食はいつもカフェオレとバゲット
フランス人はなぜ仕事と子育ての両立が上手なのか?

パリに延べ6年半滞在し、ふたりの子どもを現地校に通わせた著者が見たフランス人たちの幸せな生き方とは――?

四六 判( 224 頁)
ISBN: 9784833422048

2016年10月31日発売 / 1,430円(税込)

[著]国末則子(くにすえ・のりこ)

1964年東京都生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒業。東洋経済新報社を経て90年、朝日新聞社入社。徳島支局、大阪本社整理部、京都支局に勤務し、98年退社。2001年から04年と07年から10年の二回計6年半にわたり、フランス・パリに滞在。15年から東洋経済オンラインに記事を執筆。共著書に『阿波おどりの世界』(朝日新聞社)。

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目次

はじめに

第1章 グルメの国の食卓

フォークなしで朝食を
平日の夕食はシンプル
週末はごちそう
フランス料理ばかり作る
招く側になって
料理とワイン
種類豊富なチーズ
締めくくりはデザート
夜のティータイム
季節ごとに

第2章 奥深い食文化

マルシェは社交の場
調理法も聞ける
魚の下ごしらえはショー
買い物のコツ
レストランで
観ると観られる
デザートもたっぷり

第3章 仕事も子育ても

女性の就業率83パーセント
働く時間が短い
ほぼ全員入れる幼稚園
教育内容も豊か
行事は土曜日に開催
小学校は学童保育充実
学校行事が少ない
家計に優しい
教師は教えることに専念
夫の協力
祖父母の応援
母親への重圧が少ない
簡単なお弁当
二つの世界

第4章 良いバカンス、良い週末

大使夫人との出会い
外交と田舎暮らし
何もしないのが最高
週末は田舎へ森へ
簡単にリフレッシュ
誕生日会も社交の場
誕生日会をはしご

第5章 人との関わり

頻繁にあいさつ
気軽におしゃべり
はっきり意思表示
サンパな隣人
友人は多くはない
言葉で愛情を示す
親子で過ごす時間
テーブルで学ぶこと

第6章 思い思いに暮らす

着たい服を着る
ブティックでは
ソルドは一斉に
香水で気分を変える
個性的なメガネ、傘の不思議
週末はドレスアップ
整然とした家
ブリコラージュに励む
思い出と共に
普段の生活で体力作り

第7章 心豊かな日々を

熱心な聴講生
芸術に親しむ
映画は文化
劇場へ
静かな時間
気長に待つ
目に見えないもの
年を重ねるとは
夏の朝、パリで


おわりに