仕事はうかつに始めるな

仕事はうかつに始めるな
働く人のための集中力マネジメント講座

1日のうち、高い集中力を発揮できるのは4時間が限界です。
逆にいえば、4時間集中できれば仕事の生産性は格段にアップします。
人生100年時代、集中力マネジメントは、飽きず、疲れず、イキイキと人生をおくるための土台づくりともいえます。

四六変型 判( 160 頁)
ISBN: 9784833422192

2017年02月28日発売 / 1,210円(税込)

[著]石川善樹(いしかわ・よしき)
1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士号(医学)取得。専門は予防医学、行動科学、機械創造学など。講演や雑誌、テレビへの出演も多数。
著書に『疲れない脳をつくる生活習慣』(プレジデント社)、『友だちの数で寿命はきまる』『最後のダイエット』(ともにマガジンハウス)、『ノーリバウンド・ダイエット』(学研)などがある。

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目次

はじめに

第1章 集中できないのは意志が弱いからではない

根性では集中できない
集中テクニック(1) 気を散らせるモノを遠ざける
集中テクニック(2) いやいや始めない
集中テクニック(3) 終わりの時間を決める
没頭しながらリラックス
時間が止まるような異次元の体験
第三の幸せとしてのフロー
コラム1 「仕事の終え方」についての研究

第2章 嫌いな上司を思い浮かべると仕事がはかどる?

フローに入る2ステップ
脳で何が起きているのか?
集中度を測定するデバイス
プロゲーマーのフロー
恐怖や怒りを感じたらチャンス!
リラックスは呼吸から始まる
集中力アップは椅子選びから
コラム2 感情は王様、理性は家来

第3章 「小さな目標」を立て続ける

大きな夢より、小さな目標
1万時間の法則から学べること
トップアスリートに学ぶ小さな目標の立て方
小さな目標は2段階で設定する
成長の限界のその先へ
漫然と続けても成長はない
コラム3 リカバリーと集中

第4章 「考えるためのプロセス」を定型化する

フローの前提条件とは?
「考えるとは何か?」を考える
問いを細分化する
「考える」領域を三つに分けてみた
考えるプロセスは6パターン
コラム4 構造を発見する「すごいブレスト法」

第5章 人生100年時代の働き方

うかつにモチベーションを上げてはならない
本気を出すのは50歳から
五つの専門分野を身につける
「大局観」で後悔のない転職を
立ち返るべき母港を持とう
何のためのフローか
隠れた主人公

付録 継続は力なり

おわりに

主な参考文献