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はじめに
父の会社の自主廃業で、家族は天国から地獄へ
生きるために起業
「廃業」、「事業承継」、「M&A」、「株式公開」から何を選択するのか?
PART1 日本の中小企業を次世代につなぐために~M&Aが日本経済を救う
1 人口減少に伴う日本経済の縮小
古き良き経営者ほど追い詰められる時代に
数字で見る後継者不在の実態
人口減少と価値観の多様化が後継者不在を招いている
政府の構造改革に期待はできる?
2 グローバル化と集約化の波が迫っている
なぜ大手企業はグローバル化に焦るのか
大打撃を受ける地方中小企業
集約化の進む国内マーケットと、日本の技術の海外への流出
日本のGDPを支える中小企業がどんどん減っている
2030年、中小企業消滅の危機
3 廃業では誰も幸せにならない
中小企業を存続させるには
事業承継を妨げる壁
家族を危機に追いやる経営者の突然死
廃業は株主と従業員にとっても経済負担が大きい
悲しい結末を迎える相続放棄
M&Aで開ける新しい事業承継の可能性
株式価値がつかないという先入観の壁
関係者全員を幸せにするM&A
PART2 30分でわかるM&A
1 M&Aとは何か?
M&Aの定義
M&Aの目的は大企業と中小企業とで異なる
会社を譲り渡すメリット
会社を譲り受けるメリット
2 M&Aの流れ
M&Aはどのように進めていくのか
「検討」フェーズ
「交渉」フェーズ
「最終契約」フェーズ
大事なのはM&Aが成立した後
M&Aにおける相手探しの考え方
相性の良い相手企業をどう見つけるか
相性を見極める! トップ面談のポイント
最後の難関「デューデリジェンス」を乗り越える
3 M&Aのしくみ
M&Aにはさまざまな手法がある
もっともポピュラーな「株式譲渡」
ピンポイントで承継できる「事業譲渡」
こんな方法も「合併」「会社分割」
4 会社の値段を決める「企業評価」
M&Aの金額を決める考え方
会社の価値を評価する方法
時価純資産価額法
マルチプル法(類似会社比準価額方式)
会社の価値と値段の関係
M&Aが成功すれば、ハッピーライフが待っている
現在の価値と将来の価値は違う
M&A市場は今まさに「売り」のタイミング
5 専門アドバイザーに相談しよう
M&Aにおけるアドバイザーの存在
M&Aにかかるお金
情報漏洩に注意
6 M&Aの準備
M&Aの準備をはじめるタイミング
会社の現状を把握する
M&Aは可能? 簡易チェックリスト
相談の際に準備するもの
「買いたい」と思われる会社になる
PART3 納得!M&Aのケーススタディと成功のポイント
ケーススタディ(1)
地方の建設会社が相続対策のために早期のM&Aを計画。
業績拡大中だったからこそベストパートナーに出会えた
ケーススタディ(2)
多品種少量生産の高い技術力が売りポイントに。
地域の製造業のピラミッドも守られた
ケーススタディ(3)
業界再編の波に乗る。女性経営者が調剤薬局を大手チェーンに売却。
これまでの頑張りが報われた瞬間
ケーススタディ(4)
資金力が勝負の不動産業界で自社だけの成長に限界感。
上場企業の一員となってさらなる発展に期待
ケーススタディ(5)
市場縮小の印刷業界で生き残りをかけて。
小さくとも特殊技術を強みに総合印刷業の仲間として
ケーススタディ(6)
利用者とスタッフにとって安心できる会社の未来を。
大手介護事業グループ傘下に入ることで現場の仕事に集中できるように
ケーススタディ(7)
ITベンチャーの出口戦略としてのM&A。
ビジネスの種を蒔き、大きな成長の可能性としての苗をバトンタッチ
ケーススタディ(8)
誰からも愛される最高のスイーツを未来につなぐ。
独自ブランドの方向性はそのままに、大手食品メーカーに想いをたくす
おわりに