大前研一デジタルネイティブ人材の育て方

大前研一デジタルネイティブ人材の育て方

SOLDOUT

二一世紀に企業が求める人材の特徴は、ひとことで言うなら、
スマートフォンが全世界に普及したことを前提にビジネスを構築できる人ということになる。

四六 判( 200 頁)
ISBN: 9784833422482

2017年09月28日発売 / 1,760円(税込)

[編著]大前研一(おおまえ・けんいち)
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役社長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書は、『「0から1」の発想術』『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』(共に小学館)『日本の論点』シリーズ(小社刊)など多数ある。
「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代にはウォール・ストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネスレビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として拡がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。
この功績により1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。
英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピータースが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいない、と書いた。
同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また1994年の特集では5人の中の一人として選ばれている。2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。2005年、「The Next Global Stage」がWharton School Publishingから出版される。本著は、発売当初から評判をよび、既に13カ国語以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。
経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。
趣味はスキューバダイビング、スキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。
ジャネット夫人との間に二男。

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目次

はじめに

第一章 日本企業の「二一世紀型」人材戦略―大前研一

Do more betterやFaster型の人材価値はほとんどなくなる
ディレクター、パートナークラスは
自分の時間の最低一〇%は採用に割り当てよ
ローカルで採用した優秀な人材が、働きやすいシステムを作るには
今、日本企業が取り組まなければならない主な経営課題
二〇世紀の人事システムではグローバル化はできない
ボーダレス経済の中では「世界最適化」が不可欠
重要度を増してくるのは、イノベーター
日本企業は、グローバル人材の確保に関しては、圧倒的に不利
インド工科大学(IIT)は、MITをモデルにつくられた
二一世紀を代表する著名なイノベーター
人材を輩出するペイパルマフィア
Airbnb、Dropboxを生んだYコンビネーター
最強の経営者を輩出するGE
二一世紀に必要な人材採用の方法
【質疑応答】

 

第二章 日産自動車のダイバーシティを推進する人財マネジメント―志賀俊之

イノベーションで後れをとる日本
グローバル企業とインターナショナル企業の違い
グローバル企業で働くということは
オリンピックやワールドカップ出場を目指すようなもの
ダイバーシティ・サイクルを回し続ける
たった三〇人位のフランス人で会社が変わった
女性の活用から、ダイバーシティは始まる
「NAC」人財マネジメント
日産マネジメントウェイの役割
多様性を生かす組織・人づくりを行う
日産ビジネスパートナーシップとは何か
日本企業がグローバル化できていない点
アライアンスが続いてきた理由
アライアンスの三つの原則
【質疑応答】

 

第三章 サイバーエージェント デジタルネイティブ経営者の育て方―曽山哲人

サイバーエージェントとは、どんな会社か
売上の八割以上が、スマートフォン関連
若いうちから経営を任せるメリット
「決断経験の学習サイクル」をつくる
「同年齢、大決断」を意識して実行
大事にしている「自然体」というキーワード
「ほめる」ことを最重要視する社風
人事制度に関して「思いついたことをすべて」やった
新規事業も人材育成もゼロから育てる
新規事業プランコンテスト「ジギョつく」
社員の能力やクリエイティビティを発揮させる仕組み
「捨てる会議」をつくったわけ
なぜ「損得勘定で得にする」ことが大事なのか
CA8という仕組みがもつ意味
「挑戦と安心はセットで考える」
妊活・育児支援をする「マカロンパッケージ」
「社内ハンター制度」を設置
「シラケのイメージトレーニング」を効果的に使う
「実力主義型の終身雇用」
「才能開花競争の時代」がくる
【質疑応答】

 

第四章 超エリートIT人材を輩出するインド工科大学の教育
―ウダイ・B・デサイ

インターネット出現後の教師の役割
インドの高等教育システム
IITの歴史
なぜ、IITシステムは成功したのか
自由な学びの事例~IITハイデラバード校のフラクタル教育
IITのビジョン
IITの話の補強
【質疑応答】