遠ざけの法則

遠ざけの法則
万人受けを狙わない熱狂的なファンのつくり方

敵が多い。だから私は幸せだ。
……選ばれたいお客様に、キチンと選んでもらえる生き方というか“在り方”を、
あなたと一緒に考えていくのがこの本の趣旨です。

四六 判( 216 頁)
ISBN: 9784833422635

2018年01月30日発売 / 1,430円(税込)

[著]中山マコト(なかやま・まこと)
日本のマーケッター、シンクロニスト。「売れるヒントは人から訊き出せ!」を人生訓に、インタビュー術を駆使した独自のマーケティング戦略「キキダスマーケティング」を開発、実践する。お客様の心を動かす企画を考案し、大きな実績を上げ続けている。市場調査会社勤務後、マーケティング、販売促進、広告制作に携わり、小売業、飲食業、サービス業などの売り上げ強化に手腕を発揮する。

著書に『「バカ売れ」キャッチコピーが面白いほど書ける本』(KADOKAWA)など多数。

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目次

はじめに

◆第1章 究極のメカニズム、踏み絵
――嫌なヤツが寄ってこない、会いたい人だけが寄ってくる

共感してくれる人を引き寄せる
共感してもらいたいものは何か
嫌なヤツを遠ざける踏み絵の役割

◆第2章 視覚で分ける
――なぜ、“中本”の看板は真っ赤なのか?

真っ赤な色で“辛さ”を伝える『蒙古タンメン中本』
金色のパッケージでクオリティ感を表現『セブン-イレブン 金のシリーズ』
女子が飛びつく一眼レフ。選べるカラー『ペンタックスK-50、Q7』
立地も外観も怪しいけれど、本場の味を愛するファンが集まる新宿『上海小吃』
重厚なガラス扉の前に黒服スタッフがたたずむ『一流ブランドショップ』
もはやトヨタとは呼ばせない。ブラック&ゴールドで脱大衆化『レクサス』

◆第3章 敵をつくる
――ピエール・カルダン的、言葉のバリア

ピエール・カルダン的、尖る生き方
セブン-イレブン、『いい気分♪あいててよかった!』
『見るは大丸、買うはダイエー』
『遊べる本屋』ヴィレッジヴァンガード
『初めての方にはお売りできません』。30代からの年齢化粧品、再春館製薬所

◆第4章 ターゲットで分ける
――ガチガチ専門という生き方

ガチガチ……というキーワードで、重度の肩こりの人だけを選ぶ
体脂肪が気になる人に!『ヘルシア緑茶』のターゲティング
大人数型学習塾のアンチを誘い込む、個別をもじった『城南コベッツ』
私らしい滞在型ホテルライフを提供する『マイステイズ』のセグメンテーション
旅のお供に活気と賑わいと高揚感を求める粋筋のための店『駅弁屋 祭』
若い女性の支持を集める缶チューハイ『ほろよい』の柔らかネーミング力

◆第5章 地名で分ける
――大分郷土料理、“とど”の生き方

大分人が集まり、大分人が創る郷土料理店『とど』
歌舞伎町案内人、李小牧の店『湖南菜館』
ロースト法にこだわった『ヨーロピアン珈琲』
北海道では大雑把すぎる!『はこだて鮨金総本店』の繊細な誘惑
『伯方の塩』は博多にあらず。愛媛が生んだ奇跡の塩
地名を言わずに立地を表現する稀有な存在『美ら海水族館』

◆第6章 キャッチフレーズで分ける
――理系ミステリー、森博嗣の生き方

『理系ミステリー』森博嗣は、なぜベストセラー作家になれたのか?
『丼一杯に煮干60グラム以上使用』煮干好きだけを集めるラーメン凪の戦略
『人の死なないミステリー』松岡圭祐の万能鑑定士Qシリーズの強み
あらゆる液体を食べモノに変えた『食べるラー油』のインパクト
わずか3つの単語で語りきる。『OLDIES BUT GOODIES』六本木ケントス
ハイビジョンにも負けない!『女優が創り、育てた自然派化粧品』江原道

◆第7章 趣味嗜好で分ける
――分かる人にだけ伝わればいい

ペットに上質なおもてなしを提供する『ペッツカールトン』
サバゲーの戦士たちが物資補給に立ち寄る『ミリの駅』
本気で呑むなら『鬼ころし』、しっとり呑むなら『くどき上手』
大きいサイズの靴だけを扱う店『ガリバーシューズ』
スモーカーのためのタバコのヤニ取り歯磨『スモカ歯磨』

◆第8章 3行錬金術
――イグニッションライティングの作法

心に火を着ける言葉はいかにして生まれたのか?
イグニッションフレーズの威力
イグニッションは、“何を?”と“どう?”のワンセット
イグニッションフレーズの構成要素
競合との差別化を意識してみよう
イグニッションフレーズを読ませるコツ
イグニッションフレーズのもうひとつの効能
イグニッションライティング10の方法

◆最終章 「蒙古タンメン中本」の看板はなぜ真っ赤なのか?

おわりに