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少し長いまえがき
第1章 アマゾン・ショックが日本にも押し寄せる
日本に押し寄せる「四つのショック」
ニューヨークで体験した“アマゾン・ショック”
『第三の波』を読み「情報革命」を知る
インドの技術者たちとともに働く
ソフトバンク・孫正義さんとの出あい
起業の厳しさを学んだネット書店の設立
アマゾン上陸に武者震い
アマゾンは常に眼前に立ちはだかる巨大な競合相手だった
アマゾンにオムニチャネルで対抗する
第2章 アマゾンに対抗できるのはどのグループか
トイザらスの倒産は対岸の火事ではない
ホールフーズの店頭で実感したアマゾンの顧客戦略
会社の利益を未来への投資に回すアマゾン
「最高のカスタマー・エクスペリエンス」を提供する
セブン-イレブンはリアルの世界では顧客中心主義の最先端を行く
アマゾンの方程式は「ライフタイムバリュー×アクティブユーザー数」
日本の二大流通はアマゾンに対抗できるのか
アマゾンに対抗できるのはウォルマートくらい!?
出おくれる日本はどうすればいいのか
第3章 デジタルシフトの本質はなにか
デジタルシフトとは制約から解放されること
クラウド上でビジネスアイデアを競う時代の到来
IaaSのクラウド・サービスではアマゾンが圧倒的な強み
世界は「VUCAワールド」に突入した
デジタルシフトは企業価値を高める
ネットファースト思考からカスタマーファースト思考へ
カスタマーファーストのFinTech
人が処理できる情報量はいまも変わらない
消費行動は「AIDMA」から「AISAS」へ
小売業も「守りの商売」から「攻めの商売」へ
「棚発想」から「事典発想」への転換
「受け身の商品開発」から「顧客を巻き込んだ商品開発」へ
オムニチャネルはデジタル時代の「商品台帳」
顧客中心主義の日米逆転
第4章 取り残される日本企業
教育ショックが物語る日本のもう一つの出おくれ
ビジネスパーソンもプログラミングを学び始めた
マーケティング担当者はなぜ、プログラミングを学ぶのか
デジタルシフトに挑戦する日本の革新的な経営者1 柳井正
デジタルシフトに挑戦する日本の革新的な経営者2 孫正義
デジタルシフトに挑戦する日本の革新的な経営者3 鈴木敏文
デジタルシフトに挑戦する日本の革新的な経営者4 北尾吉孝
デジタルシフトは「第二の創業」の意識が必要
サラリーマン経営者はデジタルシフトに踏みだせない
「攻めのIT投資」より「守りのIT投資」を続ける日本企業
日米でこんなに違うIT技術者の所属先
満足度が低い日本のIT技術者
大企業はベンチャーと組むべき
不朽の名著『失敗の本質』に学ぶ
第5章 業務改革でデジタルシフトの波に乗る
すべては経営者による改革の決意表明から始まる
二人三脚で歩むデジタル改革推進責任者を明確にする
デジタル改革の社内人材は任命制より、応募制がいい
最初に社内メンバーの意識を改革する
パートナー企業はオープン戦略で集める
推進責任者はメンバーをその気にさせて動かす
オラクルのラリー・エリソン会長に直談判に行く
重要なのはカスタマー・エクスペリエンスのデザイン
「チームIT」でとりくむ
現場の第一線とのコミュニケーションも重要
組織内決裁は明確にすべし
自己増殖するオープン・プラットフォームの提供
必ずあらわれる「抵抗勢力」との闘いと対策
「デジタルシフトウェーブ」を起業した目的
デジタルシフトの改革事例~スカパー・カスタマーリレーションズの場合
ゆるがない経営者のみが成功を手にすることができる
あとがき