大前 研一(おおまえ・けんいち)
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキン ゼー・アンド・カンパニーを経て、現在(株)ビジネス・ブレークスルー代表取締役会長、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書は、『「0から1」の発想術』『低欲望社会「大志なき時代」の新・国富論』(共に小学館)、「日本の論点」シリーズ(小社刊) など多数ある。
目次はこちら(クリックで開きます)
はじめに
第一章 デジタル時代の「社内起業家」育成法 大前研一
事業を生み出すということ
世界に通用する事業家メンタリティの条件
アントレプレナーとイントラプレナーの違い
日米VCの投資額推移社内に新規事業が育たない理由
リクルート
So‐net(ソネット)
DMM.com
ソニー、ホンダ、サントリーのとがった人材
イントラプレナーを多数輩出する企業群
- 1.リクルートホールディングス
- 2.サイバーエージェント
- 3.寺田倉庫
- 4.ソニー
- 5.ソフトバンク
- 6.日本交通
- 7.シスコ
- 8.Adobe
- 9.GE
- 10.シンガポール
会社員をイントラプレナー予備軍として支援・育成する
イントラプレナー予備軍は、外国人留学生
富士通の社員ならどんな新規事業をするか
【演習課題】
第二章 サイバーエージェントの社内スタートアップ戦略 飯塚勇太
新卒社長制度
入社前に立ち上げたSIROK
最終判断は自分自身で行う年間数億円の営業利
益を出すBtoB事業
徹底的にセカンドチャンスを与える
子会社の社長が一堂に会するCAJJ会議
スタートアップJJJの撤退基準
スタートアップ専門の広報
オープンイノベーションは積極的に行う
新規事業の制度設計で重視するもの
「提案数」か「実行数」か「アイデア」か「責任者」か
【質疑応答】
第三章 寺田倉庫の「minikura」クラウドビジネス 三宅康之
適材適所は、社員自らが決める
「千年倉庫」「もののホテル」というキーワード
天王洲も同時に改革
顧客の八〇%以上が富裕層
アートの促進にも力を入れる
快適な空間を提供する
社会に貢献しグローバルで活躍できる人材
人事制度の本質
全員が単年契約の「社員」
評価に対する考え方は、プロ野球選手と同じ
コイン制度
minikura(ミニクラ)
複雑怪奇な契約と料金体系をやめる
仕組みをプラットフォーム化して他の会社にも提供
エアークローゼットとも提携
アートシェアリングサービス
minikura API
【質疑応答】