梅原 猛(うめはら・たけし)
1925 年生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。立命館大学教授、京都市立芸術大学学長、国際日本文化研究センター所長などを歴任。専門は哲学だが、文学、歴史、宗教など幅広い論客として知られ、「梅原古代学」を確立する。1999 年、文化勲章を受章。
著書に『美と宗教の発見』(ちくま学芸文庫)、『地獄の思想──日本精神の一系譜』(中公新書)、『隠された十字架──法隆寺論』(改版・新潮文庫)、『空海の思想について』(講談社学術文庫)、『梅原猛の授業 仏教』(朝日文庫)、『梅原猛著作集』(全20 巻・集英社)、『梅原猛著作集』(全20 巻・小学館)など多数。
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第一章◆『歎異抄』わが心の恋人
第二章◆「専修念仏」への道
第三章◆法然、親鸞、そして唯円
第四章◆道徳の延長線上に宗教はない
第五章◆弥陀を信じた親鸞の究極の境地
第六章◆現代語訳『歎異抄』