[著]設楽悠介(しだら・ゆうすけ)
株式会社幻冬舎編集本部コンテンツビジネス局局次長/あたらしい経済編集長
1979年生まれ。明治学院大学法学部卒。マイナビを経て、幻冬舎に入社。同社でコンテンツビジネス局を立ち上げ、電子書籍事業・WEBメディア事業・コンテンツマーケティング・新規事業等を担当。仮想通貨・ブロックチェーンに特化したメディアプロジェクト「あたらしい経済」を創刊し編集長に。マンガ出版の幻冬舎コミックス、CAMPFIRE との合弁会社エクソダス、その他関連企業の取締役を複数社兼務。またエン・ジャパンの新規事業「pasture」のアドバイザーも務める。個人としてNewsPicks 野村高文氏とのビジネスユニット「風呂敷畳み人」を組み、Voicy で「風呂敷畳み人ラジオ」の配信や「風呂敷畳み人サロン」など、数々のビジネスコンテンツを発信。イベント登壇やメディア出演も多数。またサウナ好きがこうじて「サウナサロン」も主宰。
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はじめに
第1章◆畳み人が求められている理由
「風呂敷畳み人」とは何か?
なぜ「畳み人」が求められているのか?
畳み人はAI時代にこそ需要が高まる存在
畳み人は仕事でモテる
多くの広げ人は「畳む技術」を持っている
コラム こうして僕は「畳み人」になった1 僕は憧れの出版業界に入ったはずだった――
第2章◆畳み人の仕事術
広げ人のアイデアを「はじめは」一緒に面白がれ
アイデアの共犯者になって、軌道修正できるポジションを取れ
広げ人は朝令暮改でいい
広げ人のことを世界で一番理解しろ
広げ人の味方になれ、秘密もプライベートも共有しろ
感情的になるな、冷静さを保て
畳み人は全リスクを察知し、広げ人にはマクロなリスクのみ伝えよ
畳み人は無限の選択肢を持って、戦略を立てろ
常にクロスカウンターを狙え
コラム こうして僕は「畳み人」になった2 転機となった「13歳のハローワーク」公式サイト
第3章◆畳み人のチームビルドとマネジメント術
仲間を集める時は、スペックより「伸びしろ」を最優先に考えよ
チームメンバーの働く目的を理解せよ
100%のチームはできないことを自覚せよ
広げ人の熱量の伝道師であり、翻訳者であれ
現場の一番の理解者になれ
現場判断は畳み人の重要ミッション 決して広げ人への連絡係になるな
Doと言うのが広げ人、Howを伝えるのが畳み人
リスクの芽を事前に摘み取れ
成功はチームメンバーの手柄、失敗は自分の責任
コラム こうして僕は「畳み人」になった3 思いもよらず編集者になる、そして新部署の設立へ――
第4章◆畳み人になるための仕事の基礎
コミュニケーション1 あいさつ&お礼こそ働くうえで「コスパのいい武器」である
コミュニケーション2 報告や説明にはくどいくらい主語をつけよ
コミュニケーション3 まず指示されたことを着実に実行せよ
コミュニケーション4 相手への想像力をもってアクションを起こせ
コミュニケーション5 常に相手とその先にいる他者のことまで想像せよ
タイムマネジメント1 自分の業務スピードを把握せよ
タイムマネジメント2 無駄時間を取り除け、会議は30分もあれば十分
タイムマネジメント3 作業時間は1分1秒でも縮めることに心血を注げ
タイムマネジメント4 仕事に優先順位をつけ、スケジュールに落とし込め
タイムマネジメント5 未来の予定にクッションタイムを入れよ
タイムマネジメント6 実行する前に1分見直せ、仕事の質は30%上がる
コラム こうして僕は「畳み人」になった4 箕輪厚介と、NewsPicks と。
第5章◆畳み人こそ最高の広げ人になれる
畳み人として評価を得てくると、次第に「広げなさい」というチャンスが来る
畳み人は複数の広げ人を一番近くで見て、インストールできる立場にある
畳み人が広げ人になる時に注意すべき3つのポイント
いい畳み人を見つけよ
おわりに