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> ドナルド・トランプ 世界最強のダークサイドスキル
[著]蟹瀬 誠一(かにせ・せいいち)
1974年上智大学卒業。米AP、仏AFP 通信社記者、米『TIME』誌特派員を経て、91年TBS「報道特集」キャスターとして日本のテレビ報道界に転身。その後、テレビ朝日やテレビ東京などの報道番組のキャスターを歴任。日米経済摩擦、アメリカ大統領選、東欧、ロシア、中国、朝鮮半島、カンボジア、イスラエル、中東などの海外ニュースを中心に取材。西側のテレビジャーナリストとして初めてロシア秘密戦略原子力潜水艦タイフーンの取材に成功。2008年から2013年まで明治大学国際日本学部初代学部長。現在は同学部専任教授。外交政策センター理事、東京クラシッククラブ理事、生き物文化誌学会会員。
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はじめに
第1章 堂々と嘘をつき続けろ! 決して負けない話術の作法
- 「俺は正直者だ」
- ほら吹き理論で有権者を手玉にとる
- ヒルビリーとエバンジェリカル
- モットーは「やられたら、やり返せ!」
- 代替的事実という名の大嘘
- 二番煎じの「アメリカ・ファースト」
- 恥知らずはひとつの技能
- 札びらと脅しで嘘を覆い隠す
- 精神科医たちからのショッキングな警告
- 嘘を武器にする筋金入りのマキャベリアン
- 単純なメッセージと巧みな話術で勝つ
- 究極の話術「おまえはフェイクニュースだ!」
- 開き直って相手を煙に巻け!
- トランプの言葉遣いは小学6年生レベル以下
第2章 自分は誰よりも偉いと思え! 相手を支配する仕事の法則
- 口先だけだった政治腐敗の一掃
- 威勢のいいのは表面だけ
- 気にくわない奴はみんな「国民の共通の敵」
- 利用価値のある相手には歯の浮くようなお世辞も
- 都合が悪くなったら話をそらせ!
- トランプがFOXニュースを偏愛する理由
- 尋常ではないトランプとFOXとの露骨な癒着
- トランプとメディアの終わりなき闘い
- 恨みを晴らすためなら訴訟も連発
- メディアを操る現代のメフィストフェレス
- トランプが大統領選に出馬した真の動機
- 能力よりも相性、意見の合う奴だけを周りに置け
- リーダーの力の源泉は恐怖だ!
- 「ホワイトハウスって、どんなところ?」
- トランプに反グローバリズムを注入した危険な男
- わずか7ヵ月でお払い箱
- トランプは英雄という意見
- アメリカを幾層にも分断する禁断の統治法
- トランプを操る美魔女イヴァンカ
- イヴァンカの驚くべき野心
- イヴァンカとクシュナー夫婦の強い影響力
- トランプ、独立記念日を乗っ取る
第3章 法律なんてくそ食らえ! 敵を苦しめる脅迫の方法
- 道徳より金儲けが伝統のトランプ一家
- 嘘ではなく「誠実な誇張」だ!
- 老舗高級百貨店「ボンウィットテラー」の破壊
- フロリダの大別荘を入手したワルの手口
- トランプの不正や悪行を暴く勇気ある面々
- マフィアとトランプとの黒い関係
- トランプの闇の世界のメンターとなった弁護士
- カジノ利権を守るためなら平然と嘘をつく
- 裏切り者は絶対に許さない!
- まだまだ登場する「裏切り者」
- トランプの復讐を恐れるかつての部下
第4章 勝つためなら何でもあり! ロシアとの怪しげな関係
- ロシアから流れ込んできた大金
- トランプ大学のあきれた詐欺商法
- 「ロシアより愛をこめて」
- 「ゴールデンシャワー」という臭い疑惑
- トランプが最も恐れた男
- このままでは終わらない。ロシア疑惑は第2ラウンドへ
- トランプとプーチンの〝ブロマンス〟
- プーチンに手玉にとられているトランプ
第5章 俺はいつも正しい! 中東も米中関係もすべて損得勘定
- 安全保障よりもビジネスの利益
- トランプの苦境を救ったサウジ王家
- 自分の都合でサウジアラビア、イスラエルへ肩入れ
- 当初は相思相愛だった中国との関係
- 良好な米中関係を演出したキッシンジャーの思惑
- 急展開するトランプ政権の中国政策
- 「中国製造2025」への恐怖
- これから果てしなく続く米中衝突
- 「我々の大統領はあまり頭がよくない」
- ボルトン解任は政権の終わりの始まりか
おわりに