ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室

ドラッカー・スクールのセルフマネジメント教室

ドラッカー・スクールの「人生が変わる授業」が待望の書籍化!新しい選択肢から「望む結果」が生まれる

わたしたちはいま、たえず誰かとつながり、大量な情報にさらされ、いつ何が起こるかわからない予測不可能な世界に生きています。そこから来る疲労やストレスは、わたしたちから選択肢を奪っています。
あなたがいま、「望まない結果」を手にしていて、それを変えたいと思ったら、ぜひこの本を読んでみてください。

「セルフマネジメント」は誰にでも実践できる「望む結果」を出すための方法です。
まずは、「望まない結果」を生み続けるパターンに気付きましょう。そこからあなたは「望む結果」に至るための新たな選択肢を手にすることができるのです。

●IRマップをダウンロードできます●

本書で初回しているIRマップの【フェーズ1】【フェーズ2】のPDFを以下よりダウンロードしていただけます。

IRマップ【フェーズ1】

IRマップ【フェーズ2】



なお初版に掲載した【フェーズ1】には以下の誤植がありました。この場を借りましてお詫びして訂正します。


該当箇所:P179 1行目・2列目

[誤]:w手にしているのか?
[正]:わたしはどんな結果を手にしているのか?



四六 判( 240 頁)
ISBN: 9784833423601

2020年02月28日発売 / 1,870円(税込)

[著]ジェレミー・ハンター(Jeremy Hunter)
クレアモント大学院大学ピーター・F・ドラッカー・スクール准教授。
同大学院のエグゼクティブ・マインド・リーダーシップ・インスティテュートの創始者。
東京を拠点とするTransform LLC.の共同創設者・パートナー。
「自分をマネジメントできなければ人をマネジメントすることなどできない」というドラッカーの思想をベースに、リーダーたちが人間性を保ちながら自分自身を発展させるプログラム「エグゼクティブ・マインド」「プラクティス・オブ・セルフマネジメント」開発し、自ら指導にあたっている。「人生が変わる授業」ともいわれるこのプログラムは、多くの日本の企業幹部も受講しているバージニア大学大学院でも講座を持つ。教育機関以外においても、政府機関、企業、NPOなどでリーダーシップ教育を行っている。シカゴ大学博士課程修了。ハーバード大学ケネディースクール修士。日本人の相撲取りの曽祖父を持つ。

[著]稲墻 聡一郎(Soichiro Inagaki)
Transform LLC.共同創設者、パートナー。
大手IT企業、ベンチャー企業役員を経て、2011年に起業。その後すぐに人生のリセットと留学を思い立ち準備を進め、2015〜2017年、クレアモント大学院大学ピーター・F・ドラッカー・スクールで学ぶ。2018年、同大学院の准教授、ジェレミー・ハンター、同大学院卒業生の藤田勝利とともにセルフマネジメントを核としたマネジメント研修プログラムなどを提供する会社Transform LLC.を設立。

[序文]井上 英之(Hideyuki Inoue)
慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別招聘准教授/一般社団法人 INNO-Lab International 共同代表。
2002年からNPO法人ETIC.で日本初のソーシャルベンチャー向けビジネスコンテスト「STYLE」を開催するなど、社会起業家の育成・輩出に取り組む。2005年より慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)にてソーシャル・イノベーション系授業群を開発。2012~14年、日本財団国際フェローとして、スタンフォード大学、クレアモント大学院大学ピーター・F・ドラッカー・スクール客員研究員。近年はマインドフルネスとソーシャル・イノベーションを組み合わせたリーダーシップ開発に取り組む。軽井沢在住。

目次はこちら(クリックで開きます)

目次

はじめに 「人生を変える授業」へようこそ

第1章 なぜいまセルフマネジメントなのか

 結果を変える方法を学ぶ

 「過去の経験に頼っても、この状況の助けにはなりません」

 ヒエラルキーモデルからネットワークモデルへ

コラム● わたし自身のストーリー

第2章 セルフマネジメントとは何か

 ドラッカーのマネジメント論

 自分が見ているものは本当にそこにあるか

 マネジメントの最小単位

 望む結果を得るためのプロセス

 望んでいない結果をもたらす要因

コラム● ドラッカーの「5つの質問」

第3章 土台をつくる――ストレスと休息

 ストレスには役割がある

 恐れと疲弊、消耗

 すべての感情には意味がある

 感情は解決するのではなく体験するもの

 トラウマと向き合う

 プラクティス ▼ 「グラウンディング」

 ストレスとパフォーマンスの関係

 戦略的な休息

 プラクティス ▼ 「呼吸」

コラム●「正しいやり方」が正しいとは限らない

第4章 神経系のマネジメント

 交感神経と副交感神経

 微細な身体感覚の変化に気づく

 過覚醒と低覚醒

 自分のレジリエンス・ゾーンを理解する

 レジリエンス・ゾーンを広げる

 プラクティス ▼ 「リソーシング」

第5章 マインドレスネス

 いま見ているものがすべて初めて目にするものだったら?

 マインドレスネスとマインドフルネス

 オートパイロット状態

コラム● ドラッカーと水墨画

第6章 望んでいない結果を変える

 「うまくいっていること」に意識を向ける

 忙しいときに、苦手な人から電話がかかってきたら?

 瞬間に何が起きているかを知る

コラム● 集中と体系的廃棄

第7章 IRマップで望む結果を手に入れる

 IRマップの使い方

 「夫に遠慮してしたいことができない」という状況を変える

 「話しかけづらい部長」というあり方を変える

 「助けを求められない」という思い込みを変える

 「厳しい指導が成長につながる」という考え方を変える

 「本当に望む結果」を持っている

第8章 変化を前提に生きる

 変化を前提にする

 プラクティス ▼ 「アプリシエーション・リスト」

コラム●「余命5年」を宣告されたわたしに起きたこと

あとがき ピーター・ドラッカー、セルフマネジメント、そして日本

謝辞

主要参考文献

付録① IRマップ(書き込み用)

付録② トラウマ対応セラピスト連絡先