もしもカメと話せたら

もしもカメと話せたら

この本の舞台は竜宮城……ならぬ優遇城。
カメに拾われ優遇城にやってきた次郎くんが、14の水辺の生き物から「周りとうまく生きるコツ」を学んでいきます。

四六 判( 240 頁)
ISBN: 9784833424202

2021年07月02日発売 / 1,430円(税込)

[絵]じゅえき太郎
1988年東京生まれ。イラストレーター、画家、漫画家。
SICF16オーディエンス賞受賞、第19回岡本太郎現代芸術賞入選。身近な虫をモチーフに様々な作品を製作している。
著書に『ゆるふわ昆虫図鑑 気持ちがゆる~くなる虫ライフ 』(宝島社)、『ゆるふわ昆虫図鑑 ボクらはゆるく生きている』(KADOKAWA)、『小学館の図鑑NEO まどあけずかん むし』(小学館)(イラスト担当)など。
フロンターレこども新聞 (川崎フロンターレ、まるやま昆虫研究所(毎日小学生新聞)で漫画連載中。

[文]ペズル
文筆家。
著書に『三国志に学ぶ人間関係の法則120』、『せかいいっしゅう あそびのたび』(ともにプレジデント社)がある。

[監修]須田研司
むさしの自然史研究会代表。多摩六都科学館や武蔵野自然クラブで、子どもたちに昆虫のおもしろさを伝える活動に尽力している。
監修書に『みいつけた! がっこうのまわりのいきもの(1~8巻)』(学研プラス)、『世界の美しい虫』(パイインターナショナル)、『ふしぎな世界を見てみよう! びっくり昆虫大図鑑』(高橋書店)、『世界でいちばん素敵な昆虫の教室』(三才ブックス)、『じゅえき太郎のゆるふわ昆虫大百科』(実業之日本社)、『昆虫たちのやばい生き方図鑑』(日本文芸社)、『すごい虫ずかん ぞうきばやしを のぞいたら』(KADOKAWA)などがある。

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目次

1 イラっとしたら、ひゅぽってみよう。 ニホンイシガメ

2 「敵に勝つ」より、「敵と勝つ」。 ニホンアマガエル

3 愛嬌、最強。 ウーパールーパー

4 生きるって、日々微調整。 ヤマトシジミ

5 イヤな環境、バンバン避けよう。 ヤゴ

6 自分に合う環境を、貪欲に狩りにいこう。 ホンヤドカリ

7 「所有」より「共有」でござる。 アユ

8 「夢」か「敵」を共有しよう。 メダカ

9 「自立」とは、他者とうまく生きること。 ニシキテッポウエビ

10 「無償の愛」で消耗しないでね。 アイガモ

11 攻められる時って、成長する時。 ニホンザリガニ

12 無知は時に、相手を傷つけるムチとなる~。 ニホンウナギ

13 一人勝ちは損するYO。 アメリカザリガニ

14 親と子は、対等じゃないぜ。 タガメ

15 世界は「ひいき」でできている。 ニホンイシガメ