●著者紹介
フレッド・ライクヘルド(Fred Reicheld)
ネットプロモーター経営システムの考案者であり、ベイン・アンド・カンパニーのロイヤリティ事業の創設者であり、ニューヨークタイムズのベストセラー「The Ultimate Question 2.0」を含む5冊の著書を持つ。現在、1977年から勤務しているベインのフェロー兼シニア・アドバイザリー・パートナーを務める。ハーバードカレッジ(1974年学士号)、ハーバード・ビジネススクール(1978年MBA)を卒業。
ダーシー・ダーネル(Darci Darnell)
ベインのカスタマープラクティスのグローバルヘッドで、ベインの顧客戦略、ロイヤルティ、コマーシャル・エクセレンス、プライシング、マーケティングなどの顧客ソリューションを担当。ダートマス大学タック・スクールでMBAを、ワシントン大学セントルイス校で会計学の理学士号を取得。
モーリーン・バーンズ(Maureen Burns)
ベインのカスタマープラクティスのシニアパートナー。ネットプロモーターシステムとカスタマー・ロイヤリティに関するベインの第一人者。ベインで最も注目されるデジタル変革のいくつかを主導し、クライアントがテクノロジーとデータを活用してカスタマー・ロイヤリティを獲得できるよう支援している。ジョージタウン大学外交学院を卒業、ハーバード・ビジネス・スクールでMBAを取得。
●監訳者・解説者紹介
大越 一樹(おおこし・かずき)
東京オフィス パートナー
東京オフィスにおける顧客戦略プラクティスのリーダー。通信・テクノロジー、自動車、金融などの幅広い業界において、全社戦略、顧客ロイヤルティ(NPS®)向上を中心とした顧客戦略・マーケティング、営業改革、アフターサービス戦略等、多岐にわたるテーマのプロジェクトに携わる。『ネット・プロモーター経営――顧客ロイヤルティ指標NPSで「利益ある成長」を実現する』(プレジデント社)でも監訳を務め、多数の講演実績に加え主要ビジネス誌で論文が掲載されている。
髙木 啓晃(たかぎ・ひろあき)
東京オフィス アソシエイト パートナー
東京オフィスにおける顧客戦略プラクティスの主要メンバー。金融、商社、不動産、消費材等の業界を中心に、顧客ロイヤルティ(NPS®)向上の支援に注力するほか、全社変革、事業ターンアラウンド、PMIなど多岐にわたり支援。
●訳者紹介
鈴木 立哉(すずき・たつや)
金融翻訳者
一橋大学社会学部卒。米コロンビア・ビジネス・スクール修了(MBA)。野村證券などを経て2002年に独立。訳書に『ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現』(英治出版)、『ビッグミステイク レジェンド投資家の大失敗に学ぶ』(日経BP)、『FUZZY-TECHIE(ファジー・テッキー) イノベーションを生み出す最強タッグ』(東洋館出版社)など。著書に『金融英語の基礎と応用 すぐに役立つ表現・文例1300』(講談社)がある。
目次はこちら(クリックで開きます)
イントロダクション パーパスを知る――そして実践する
第1章 愛をもって導く――無敵のパーパス
第2章 偉大さを目指す――誰でも偉大になれる
第3章 顧客を愛する――顧客資本主義の本質
第4章 チームにやる気を起こさせろ――意義と奉仕の人生を送るために
第5章 投資家を尊敬する――勝つのは顧客ロイヤルティが高いときだけ
第6章 黄金律を重んじる――だが、まずは理解しよう
第7章 期待を超えた感動を届ける――単なる満足に終わらない差別化
第8章 こだわり続ける――強い企業文化を醸成するシステムを構築する
第9章 謙虚であれー-ネット・プロモーター3.0と、その先へ
第10章 日本企業も「顧客愛」で成長を遂げられる
付録A ネット・プロモーター3.0チェックリスト
付録B プロモーター獲得成長率を計算する