THE HOPE 50歳はどこへ消えた?

THE HOPE 50歳はどこへ消えた?
半径3メートルの幸福論

50歳は、まだ人生の途上なのだ──。
サラリーマンは必ず終わる。肩書は無意味になる。
だからこそ、どう生きるか。

「45歳定年制なんて聞いてない」
「役職定年こんなはずじゃなかった」
「定年延長やめときゃよかった」

必死に走り続け、気がつけば「働かないおじさん」扱い。
五十にして天命を知るどころか、迷い、戸惑い、恐れている……。
「サラリーマン“無理ゲー"社会」をこれからどう生きる。

気鋭の健康社会学者にして、Web連載コラムがビジネスマンに大人気の著者が、最新研究の知見、直接インタビューをした約900人のビジネスマン、みずからの実体験を通して語る、まったく新しい“幸福を手にする"ための生存戦略。

四六 判( 304 頁)
ISBN: 9784833440394

2022年03月16日発売 / 1,760円(税込)

[著]河合 薫(かわい・かおる)
健康社会学者(Ph.D.)、気象予報士。東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。2004年東京大学大学院医学系研究科修士課程修了、2007年博士課程修了。産業ストレスやキャリア発達、健康生成論の視点から調査・研究を進め、働く人々のインタビューをフィールドワークとし、その数は約900人。
著書には『コロナショックと昭和おじさん社会』『他人の足を引っぱる男たち』『他人をバカにしたがる男たち』(以上、日経プレミアシリーズ)、『定年後からの孤独入門』(SB新書)などがある。

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目次

序章 50歳、このまま終わりたくない……

第1章 「働かないおじさん」とパラダイム・シフト

第2章 「ゆるいつながり」のススメ

第3章 幸せへの6つの力

第4章 幸せへの第1の思考:自己受容 self-acceptance

第5章 幸せへの第2の思考:人格的成長 personal growth

第6章 幸せへの第3の思考:自律性 autonomy

第7章 幸せへの第4の思考:人生の目的 purpose in life

第8章 幸せへの第5の思考:環境制御力 environmental mastery

第9章 幸せへの第6の思考:積極的な他者関係 positive relationship with others

第10章 「HOPE」を探せ

終章 私たちの「幸せ」って何?