[著]梅谷忠洋(うめたに・ただひろ)
昭和27(1952)年1月16日 兵庫県西宮市生まれ。
教育家、思想家、作曲家、クラシック音楽奏者(元ヴィエール室内合奏団及びフィルハーモニアTOKYO首席フルート奏者)、武士道研究家。
京セラ、ダイハツ工業、日本生命、NECなどの大企業から中堅中小企業までにおける企業研修及び経営アドバイザリー活動をはじめ、自衛隊幹部候補生向けや各種教育機関等において講演活動に従事。昭和62(1987)年に、より良き人格を目指す人間成長の場としての「M&Uスクール」を開校して学長に就任。以来、潜在意識の科学的研究を通じての人間教育に献身。
クラシック音楽の大家である指揮者・宇宿允人氏にスカウトされて師事。フルート奏者として活躍中の昭和54(1979)年に「おもいで酒」を作曲し、日本レコード大賞、有線放送大賞など多くの金賞を受賞した日本を代表する音楽家の一人。
『真の成功者になるための「武士道」の読み方』(学習研究社、2011)ほか著書多数。
M&UスクールのHP:http://www.senzaiishiki.jp/
[著]川﨑享(かわさき・あつし)
昭和40(1965)年4月28日 東京都渋谷区生まれ。
慶應義塾大学経済学部卒業、ミシガン州立大学大学院史学修士課程修了(中国研究・国際政治)。
電機メーカー及びコンサルティング会社の役員を経て、平成25年(2013)5月より日本製造業の一業種一社による異業種集団であるNPS研究会を運営する株式会社エム・アイ・ピー代表取締役社長。
著書『英国紳士vs.日本武士』(創英社/三省堂書店、2014年)ほか。
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はじめに
第1章 立志篇
- 「リーダーたる」者の心構えとは
- 「細事」を疎かにしない
- 「明鏡止水」の心に至れ
- 確固たる「意志」を持て
- 「リーダーたる」者が持つべき「意識」とは
- “Be Ambitious!”と“Be Gentleman!”
- 「目的」と「目標」
- 「氣」とは
第2章 修身篇
- 「道徳」
- 凛と生きるべし――自ずからの品格を高めよ
- 格好良い大人たるべし――「武士道」とは格好良いこと
- 「武士」とは
- 新渡戸稲造の『BUSHIDO : THE SOUL OF JAPAN』
- 「名誉心」と「羞恥心」の違い
- 「羞恥心」を「廉恥心」に変えよ
第3章 研鑽篇
- 「玉琢かざれば、器を成さず」
- 人との「出逢い」に気付くべし
- 「偉大なるもの」への気付き
- 予想能力を高めよ――出逢いは偶然、別れは必然
- 人生に「踊り場」あり、逆境に耐えるべし
- 「禍福はあざなえる縄の如し」と「塞翁が馬」
- 「はじめに言葉ありき」
- 「武士道」の美意識と「仁愛」
- 美意識は「仁愛」の心にあり
- 「リーダーたる」者は「五徳(智・信・仁・勇・厳)」も備えよ
第4章 実践篇
- 「自助・自立・自戒」の精神を持つべし
- 「地道に謙虚に徹して」完遂すべし
- 変化を恐れず、果敢にチャレンジすべし
- 心を「整理整頓」せよ!
- 「能ある鷹は爪を隠す」が如く振る舞うべし
- 「勝って兜の緒を締めよ」――油断大敵への戒め
- 率先垂範たるべし
- 「疾きこと風の如し」で迅速行動を心掛けよ――巧遅は拙速に如かず
- 「リーダーシップ」は「フォロワーシップ」なり
- 「リーダーたる」者には「パートナーたる」優れた参謀が必要
- 「戦略」的思考を持つべし
- 「将に将たる器」――「リーダーたる」者は器をつくれ
「将の師たる器」――編者あとがき