[著]毛利仁美(もうり・ひとみ)
元日本航空キャビンアテンダント/マナーコンサルタント
大学卒業後、1998年に日本航空入社。国内線を経て国際線のキャビンアテンダント(CA)となり、4年目からはファーストクラスも担当するようになる。在任中にはインストラクターとして新人CAの指導も行う。社内のサービス表彰4回受賞。本部長セールス表彰受賞。乗務割優秀履行賞受賞。本部長感謝状授受。2010年末に退職するまでの乗務時間は約6912時間。距離に換算して約414万kmで、地球を約103周分となる。
退職後は在籍中のインストラクター経験も生かし、マナーコンサルタントの道へ。ビジネスパーソンとしてさらに上のステップを目指す人を手伝うマナー研修会社『プリアージュ』を設立。皇室御用達のホテルや旅行会社、IT企業、建設業、リフォーム企業、日本切り花協会など、さまざまな業種、業界で研修を実施している。旅行会社『旅工房』では、研修の結果スタッフの対応力アンケートが10点満点中8.9点まで上昇し、成約率が1.4倍となった。
本来の好奇心の強さから大学2年の時にマラソンを始め、これまでにホノルルマラソン15回完走。ニューヨークシティマラソン、東京国際マラソンなどでも完走歴多数。ホノルルトライアスロン完走。ほか、乗馬、スキューバダイビング、旅行も趣味としている(47全都道府県踏破、46ヶ国訪問)。
著書に『ビジネスマナーの教科書』(共著/TAC出版)
『プリアージュ』ホームページ http://preage11.com
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まえがき
第1章 憧れのファーストクラスのサービスとは?
ファーストクラスを利用する人の年収は3000万円以上?
ファーストクラスの特典その1 個の空間
ファーストクラスの特典その2 厳選された食事
ファーストクラスの特典その3 極上のホスピタリティー
[コラム]ビジネスクラスはなぜ「C」なのか?
第2章 ファーストクラスに乗る人の品格
一流の人はエコノミークラスにいてもわかる
ファーストクラスではセミフォーマルが常識
本物を知っている人のおしゃれとは
手荷物は鞄一つでスマートに
綺麗な靴には成功の神様が宿っている
お気に入りのペンを上着の内ポケットに忍ばせる
TPOで時計を使い分ける
お金は長座財布に向きをそろえて
一流の男性はメガネが違う
ファーストクラスに歯槽膿漏の人はいない
【実践レッスン1】これだけは押さえておきたい、スマートに見えるテーブルマナー
「グラスのふち」に、その人のマナー指数が見える!
第3章 ファーストクラスに乗る人の会話術
「ありがとう」の一言で人生がかわる
キャッチボールで弾む会話
相手のテンションを高める会話術
人の心を動かす言葉
ファーストクラスの乗客に学ぶ「クッション言葉」の使い方
相手にわかりやすい言葉で話す
失敗をした時に言い訳をしない
過去よりも未来を語る
【実践レッスン2】姿勢がよくなる立ち方、座り方
相手に好印象を与え、自分に自信もつく!
第4章 ファーストクラスに乗る人の人間力
「オリジナルF」の人はここが違う
威厳のある人の伝え方
忠告する時もユーモアを交えて
相手の長所を見つけて褒める
ファーストクラスに乗る人の“懐力”
人の心をつかむアイコンタクトの威力
自然な笑顔が周囲の人を魅了する
相手によって態度を変えない
【実践レッスン3】瞬時に人を虜にする笑顔の磨き方
同時に気持ちも込めることで、“伝わる笑顔”を体得!
第5章 ファーストクラスに乗る人の時間の使い方
いかなる時も時間厳守
ファーストクラスに乗る人の機内での過ごし方
どんなに小さな約束でも必ず守る
ファーストクラスに乗る人は即断即決
「教えてくれない?」は学びの早道
寸暇を惜しんで好奇心を満たす
フライト中は体調管理の時間にあてる
第6章 ファーストクラスに乗る人の習慣
ファーストクラスに乗る人が黒い車にこだわる理由
一流の人に学ぶ「真のレディーファースト」とは?
フォローしてくれるパートナーを持つ
自分でできることは自分でする
元を取ろうという発想は手放す
お手洗いは使う前よりピカピカに
無意味な争いはしない
自己分析をして戦略を立てる
ルーティンワークで効率を上げる
謝辞