考える力がつく本

考える力がつく本
本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門

すぐに使える! 池上流ノウハウ全公開!

四六 判( 264 頁)
ISBN: 9784833451055

2016年09月30日発売 / 1,430円(税込)

[著]池上彰(いけがみ・あきら)

ジャーナリスト。名城大学教授。1950(昭和25)年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年にNHK入局。報道記者や番組キャスターを歴任し、1994年から11年にわたり「週刊こどもニュース」のお父さん役として活躍。2005年よりフリーに。“今さら聞けない”ニュースの本質を解説し、テレビなどでも活躍中。『伝える力』(PHPビジネス新書)、『知らないと恥をかく世界の大問題』(角川SSC選書)、『世界を変えた10人の女性』(文藝春秋)ほか著書多数。2013年、伊丹十三賞受賞。

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目次

はじめに

第1章 考える力を身につけるためには

「考える力」とは何か
考える力を効率的に身につける方法
田舎のおばあちゃんにニコニコ動画を説明できるか
まずは「自分は何がわからないか」を知る
言葉の「由来」を探る
似た言葉の定義をハッキリさせる
「そもそもなぜなのか」と考える
全体像を把握するためのコツ
それで得をするのは誰なのかを考えよう
情報を流す側の動機を考える
専門用語の「仕組み」を理解する
「わかる」とはどういう状態なのか

第2章 「図解」で理解を深める

何でも図にして考える癖をつけよう
ニュースを図にして理解する
組織図は「樹形型」か「階級型」になる
「ベン図」でわかるアメリカ共和党の二大勢力
「ベン図」でイスラム教徒への偏見もなくなる
「相関図」で複雑なシリア情勢を整理
「座標軸」で日本がどんな国かわかる
考える力をつける、情報源の使い分け方

第3章 新聞の読み方

私が新聞好きになったきっかけ
新聞の情報量は新書2冊分
新聞の魅力は、興味関心が広がること
公開! 池上流「新聞スクラップ」術
新聞の長所とネットの長所のいいとこ取り
専門用語は読み飛ばしてもいい
ニュースを読み解けば未来を見通せる!
知っておきたい日経新聞の注意点
隙間時間に気軽に読むべし

第4章 雑誌・ネット・テレビの見方

私はこんな雑誌を読んでいる
雑誌だってスクラップしよう
英字誌のわからない単語は読み飛ばす
池上流・ネット検索テクニック
優れたブロガーを見つけよう
映画でニュースを学ぶ

第5章 人から話を聞くためには

相手に仮説をぶつける
聞き出す秘訣は功を焦らないこと
よい聞き手になるためには
「いい質問」をして情報を引き出そう

第6章 本の読み方・選び方

もっとも情報収集に役立つのは本
社会人に読書が必要なわけ
速読は必要ない
大切にする本、酷使する本
「知的虚栄心」が人を成長させる
ビジネス小説で楽しみながら勉強
ビジネスパーソンに必須の教養とは
ニュースを読み解く、宗教のおすすめ本
歴史を学ぶには『世界史A』
人類の旅路がわかるおすすめ本
経済を知るならアダム・スミスは必読
漫画で勉強するのも大いにアリ

第7章 リーダーたちは何を読んできたのか

柳井 正 ファーストリテイリング会長兼社長
安田隆夫 ドンキホーテホールディングス創業会長兼最高顧問
古森重隆 富士フイルムホールディングス会長兼CEO
川村 隆 日立製作所 元相談役
星野佳路 星野リゾート代表
千本倖生 レノバ会長
松本 大 マネックス証券会長CEO
出口治明 ライフネット生命保険会長兼CEO
コラム 私はこんな本を読んできた

おわりに