Why Digital Matters?

Why Digital Matters?
“なぜ”デジタルなのか

“なぜ"デジタルなのか?
企業経営者が知るべきヒントが、ここにある!
“働き方改革"が叫ばれる現代、企業をリードする経営者が考えるべきは、「ヒトではなく、電子を走らせろ。電子は疲れない……」ということである。
「日本企業の強みは『ヒトの力』『現場力の強さ』にある」と言われてきたが、ヒトの代わりにデジタル、つまりソフトウェアに仕事をさせれば、疲れない、間違えない、サボらない、ストライキをしない、賃上げを要求しない、退職しない……と、一日24時間365日、1年でも10年でも動き続けるのだ。
むろん、ヒトが実行するワークのすべてをデジタルが代替できるわけではない。
ヒトとデジタルにはそれぞれ得意不得意がある。
創造性や柔軟性などにおいてはヒトの優位は動かない。
しかしながら、ことデジタルが得意とするタスク、とくに、ソフトウェアとしてルール化・定型化できる大半の業務については、もはやヒトに勝ち目があるはずもない。
ゆえに、ヒトだけに頼らず、デジタルの力を効率的に活用すれば、輝ける未来を切り拓く「生産性革命」を成し遂げることができる。
高度成長期から続く「ヒトが走る」経営を続けている会社が、「電子に走らせる」ことを覚えれば、つまり、「ヒトの力」と「デジタルの力」の組み合わせを実行できれば、大きく飛躍できる可能性が広がっているのだ。
経営に携わるあなたが本書を読み終わるころには、自社で取り組むべきことが何であるのか、そのイメージがはっきりと見えてくる。

四六 判( 304 頁)
ISBN: 9784833451307

2018年12月14日発売 / 1,760円(税込)

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目次

[序章] 日本型経営の「勝利の方程式」がなぜ通用しなくなったのか

[1章] コマツ LANDLOG

顧客課題、社会課題を解決するオープンなデジタル・プラットフォーム


[2章] 第4次産業革命の本質は「デジタル・イノベーション」


[3章] 「デジタル」と「フィジカル」の本質的な違い


[4章] 日本の現実は「2.5」

インダストリー4.0の本質は「全体最適」


[5章] デジタル・プラットフォーマーの時代

早い者勝ちの陣取り競争


[6章] デザイン思考で顧客の「真の欲求」を見極める


[7章] ケーススタディ:大企業病を克服したSAP


[8章] 企業システム構築の新常識