東京で十年。

東京で十年。
店をもつこと、続けること

飲食店にたずさわる読者から熱く支持されてきたdancyuの人気連載「東京で十年。」
連載100回を迎え、ついに単行本化!

店をもつことは簡単だけど、続けることはむずかしい。
東京で、自分の店を十年続けた四十八篇の物語。

A5 判( 216 頁)
ISBN: 9784833452267

2023年04月18日発売 / 1,760円(税込)

[文]井川 直子(いかわ・なおこ)
文筆業。秋田県生まれ。
主に料理人、生産者、醸造家など、食と酒にまつわる「ひと」と「時代」をテーマとしたノンフィクションを執筆。エッセイも手がける。2003年、イタリア現地で修業中の日本人コックたち24人のルポルタージュ『イタリアに行ってコックになる』(柴田書店)を上梓。2021年、『シェフたちのコロナ禍 道なき道をゆく三十四人の記録』(文藝春秋)発売。本書籍にて、2022年、第6回『食生活ジャーナリスト大賞 ジャーナリズム部門』を受賞。著書に、『東京の美しい洋食屋』『変わらない店』『昭和の店に惹かれる理由』『シェフを「つづける」ということ』など。2023年5月、ミシマ社より『ピッツァ職人』を発売予定。

[写真]長野 陽一(ながの・よういち)
写真家。大阪府生まれ、福岡県で育つ。
1998年、沖縄、奄美諸島の島々に住む10代のポートレイト写真『シマノホホエミ』を発表。以後、全国の離島を撮り続け、2001年『シマノホホエミ』、2004年『島々』、2008年『シマノホホエミ 改訂版』、2012年『BREATHLESS』とシリーズ化し、4冊の写真集を刊行する。あわせて国内外で展覧会やアートフェアにも参加。作品制作を続けながら、雑誌、広告、CMなどの媒体でも活動している。2014年、主に雑誌媒体で撮影してきた料理写真だけを集めた写真集、『長野陽一の美味しいポートレイト』が評判を呼ぶ。人々の暮らしをフィールドに、ポートレイト写真を撮り続けている。

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目次

  • はじめに 長野陽一

  • 2003~2004年 開店

  • オステリア ナカムラ

  • 西麻布 鮨 真

  • 七草

  • バール&エノテカ インプリチト

  • エーグルドゥース

  • 天麩羅なかがわ

  • バー カルーソー

  • イル ルポーネ

  • 眠庵

  • 2005年 開店

  • サルメリア

  • トラットリア・デッラ・ランテルナ・マジカ

  • 韓灯

  • イブローニュ

  • ベトナム屋台食堂マイマイ

  • 荒井商店

  • 新ばし 笹田

  • すし ?邑

  • カフエ マメヒコ

  • 南青山 まめ

  • 御田町 桃の木

  • FELLOWS

  • ボン・ピナール

  • 2006年 開店

  • うしとら

  • ハリッツ

  • 天★

  • 京橋屋カレー

  • 焼鳥 今井

  • ヴォーロ・コズィ

  • トロワザムール

  • パーラー江古田

  • トラットリア シチリアーナ・ドンチッチョ

  • 三鷹バル

  • 新ばし 久

  • 焼酎ダイニング だけん

  • 2007~2008年 開店

  • 二毛作

  • 琉球チャイニーズ TAMA

  • 器楽亭

  • vivo daily stand

  • 歯車

  • オストゥ

  • スパイスキッチン ムーナ

  • 立飲ビストロシン

  • 餃子坊 豚八戒

  • リストランテ ラ・バリック・トウキョウ

  • ピッツェリアGG

  • OGINO

  • ショコラティエ イナムラ ショウゾウ

  • おわりに 井川直子