[著] 千能千恵美(ちのう・ちえみ)
藤本ヨガ学院院長。1951年愛媛県東予市に生まれる。74年23歳で四国初のヨガスタジオとして藤本ヨガ学院を愛媛県今治市に創設。82年には藤本ヨガ学院本部教場を愛媛県松山市に開校。ヨガの指導・普及に努めるかたわら、旧厚生省認定の健康運動指導士・健康生きがいづくりアドバイザー、旧労働省認定の心理相談員としても活動。
また、ヨガのさらなる普及のために、「ヨガ指導士」の養成を目的とする藤本ヨガカレッジを学院内に併設し、幹部候補生の育成にも力を注ぐ。96年3月ニューヨーク・カーネギー大ホールにて総勢21名によるヨガ公演を開催。ヨガによる躍動的な「健康と美」を表現し、国際的な評価を得る。2010年には藤本ヨガ学院四谷教場を開設。東京における藤本ヨガの普及・啓蒙に本格的に取り組むこととなった。
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プロローグ
今、なぜヨガなのか
軽い気持ちで始めたヨガ
本当の健康とは
からだの歪みを正せば、こころの歪みも正せる
問題解決能力が身につく
医学的にも注目
第1章 ヨガを知ろう
ヨガは単なるストレッチではない──ヨガの目的
深くてゆっくりした呼吸が大事
ヨガ本来の呼吸法は「完全呼吸法」
空気と一緒に「気」も取り込む
ヨガを学ぶコツ
古代インドで編み出された知恵──ヨガの歴史
[ヨガコラム]
人が活きる! ヨガ活用の事例(1)/「社内にヨガのエッセンスを伝授」
第2章 医学の最前線とヨガ
ヨガで脳がよみがえる~セロトニン神経を活性化するヨガの呼吸
●東邦大学医学部医学科教授・有田秀穂
心身の健康法としてヨガを取り入れよう~予防医学としてのヨガの役割
●愛媛大学大学院医学系研究科教授・谷川 武
[ヨガコラム]
人が活きる! ヨガ活用の事例(2)/「ヨガで穏やかな表情に」
第3章 ヨガを実践しよう
ヨガを実践する前に 実践!アーサナで快適な日常を
(1)シャバ・アーサナ(屍のポーズ)
(2)ハラ・アーサナ(鋤のポーズ)
(3)ブジャンガ・アーサナ(コブラのポーズ)
(4)ダヌラ・アーサナ(弓のポーズ)
(5)アルダマツエンドラ・アーサナ(ねじりのポーズ)
(6)パドマ・アーサナ(蓮華座)
プラーナヤーマ(呼吸法)を身につける
瞑想にチャレンジ
ヨガと食事
[ヨガコラム]
ヨガってなんて「奥が深い」のだろう/初めてのヨガ──合宿体験記
第4章 こころに効くヨガ
ヨガはこころをどうとらえてきたか
ヨガがもたらすこころへの作用
「ヨガの方程式」に当てはめる
相手が問題をクリアするチャンスを奪わないように
「支配欲」を「相手によかれ」に変換する
不得手をより多く行うことでバランスをとる
ストレスをうまく活用する
「調和と融合」を実現するために
発刊に寄せて
「ヨガを続ける目的とは」 ●谷川 武 藤本ヨガ学院 学術顧問
「ヨガを楽しむ―自分の中の『宝物』を引き出すために」 ●神山五郎 藤本ヨガ学院 顧問
【とじ込み付録】
1日に1度、30分以上のアーサナを