[著] 早房長治 (はやぶさ・ながはる)
1938(昭和13)年、北海道生まれ。1961(昭和36)年、東京大学教養学部卒業後、朝日新聞社入社。経済部次長、論説委員、編集委員を歴任。
1998年退職後、地球市民ジャーナリスト工房を設立。著書に『私は世界一素晴らしい第二の人生を送った──玉生道経 画家に転身した元官僚』(彩流社)、『この国の処方箋』『新しい国の形』(ウェッジ)、『だれが粉飾決算をつくるのか』(廣済堂出版)。近著に、全日空創業者・美土路昌一を描いた『現在窮乏、将来有望』(小社刊)がある。
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はじめに 孤独を怖れぬ男
第1章
インティグリティー──日本初の本格的監査法人の設立
第2章
海軍魂──海軍経理学校で培われたノブレス・オブリージ
第3章
転身──起業と留学
第4章
トーマツ創業──「国際的会計事務所」への茨の道
第5章
王冠の宝石──欧米支配の世界に日本の名を刻んだ日
第6章
怒り──天下りに抗し、粉飾決算と闘う
第7章
世界と闘い続ける男──「日本の会計・監査の品質は4等国」
あとがき 10年後、日本には「魅力あるリーダー」がいなくなる
参考文献
年表
索引