上司が「鬼」とならねば組織は動かず

上司が「鬼」とならねば組織は動かず
強い組織、強い会社を作る、指導力と統率力

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大反響!「鬼」の待望第二弾! 会社は、 果たすべき使命と目標とを持った戦略組織である!

45万部のベストセラー、『上司が「鬼」とならねば部下は動かず』の第二弾。今回は上司と部下との人間関係を、「強い組織、強い会社を作るためのチーム作り・組織論」の視点から考察していく。 
「著名な経営評論家センセイが時流に迎合して、口当たりのいい文言を並べた類書とは一線を画していることは、間違いない」(「新潮45」)と評された切れ味と迫力は、ますますパワーアップ。ベストセラー第一弾が、「鬼か、仏か」「ほめるか、叱るか」と大話題になったことに対しても、著者は次のように答えている。──高橋尚子を育てた小出監督は、叱らずにほめたから仏か。三千メートルの高地練習のメニューを示して「やるか」と監督は聞いた。高橋は「やります」と答えた。体を壊してしまうかもしれない過酷な練習だ。この瞬間の小出監督は、実は鬼である。高橋はこの鬼を信頼し、極限の訓練に挑戦し為し遂げた。だから鬼は涙を流して「よくやった」とほめた。鬼は叱るばかりでなくほめるのだ。勝つ人、強い人を育てることができるのは、仏でなく鬼である……。

また本書の巻末には、前著『上司が「鬼」とならねば部下は動かず』の中から、「鬼」のエッセンスを伝える名言を抽出し、「"鬼"の訓戒録」として収録。

四六 判( 260 頁)
ISBN: 9784833417280

2001年09月10日発売 / 1,540円(税込)

[著] 染谷和巳 そめや・かずみ

昭和16年東京生まれ。東京教育大学(現筑波大学)卒業。出版社、社員教育機関勤務を経て、昭和63年から人材育成会社 (株)アイウィル代表取締役社長。上司としての考え方や行動の仕方、部下の指導法など、幹部教育の第一人者として活躍中。著書に『何か必ずやる人』『上司として、これができなければ辞表を書け!』『社長に評価される上司になる本』など多数。特に前著『上司が「鬼」とならねば、部下は動かず』は各方面で大反響を巻き起こし、45万部のベストセラーとなった。

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目次

第一部 鬼になれる人、なれない人

1章:鬼の上司か、仏の上司か

2章:個性尊重だけでは企業は滅ぶ

3章:誠実さと素直さが採用の基準

4章:人は、自然には花開かない

第二部 トップの指導力

5章:横田社長は、なぜ会社再建を断ったのか

6章:トップの指導力の核心は

7章:社長の統率力

8章:上に立つ人の三つの任務

第三部 人材を育成する

9章:経営の最重要で最優先の課題は

10章:社員としての基本は、鋳型にはめ込んでつくる

11章:心と体に痛みを与えなければ、人は変わらない

12章:社長と社員の人間関係

13章:卓越企業は"報・連・相"を捨てる

第四部 後継者の選び方

14章:社長が温情を捨てて鬼になる時

15章:どうすればトップの代行者をつくれるか

16章:現場派社長と隠居派社長

17章:落第幹部のなかにいる人材を殺すな

18章:社長にしてはならない人

第五部 意思統一の原理・原則

19章:"意思統一"が組織強化の大前提

20章:魅力あるビジョンを掲げよ

21章:利益中心のものの見方、考え方

22章:何によって意思統一をはかるか

23章:社員の帰属意識を育成せよ

24章:なぜ、社員を平等に叱らないのか

25章:大企業病の予防策

第六部 サラリーマン意識と経営者の思想

26章:日本人の価値観の変化

27章:守銭奴の思想を排せ

28章:恕の精神

「鬼」の訓戒録