図解vs文章

図解vs文章
図を描く、文章を書く、1冊で両方わかるその技術!

SOLDOUT

「図解教の教祖」久恒啓一氏と、「小論文の神様」樋口裕一氏が大討論!
あなたのビジネス文書は、図解で描くべきか、文章で書くべきか。
上司の説得に使えるのはどちら? 賛同者を増やしたいときに向いているのは?
図を描く、文章を書く、この1冊で両方の技術、長所と短所がわかる!

四六変型 判( 116 頁)
ISBN: 9784833418911

2008年11月10日発売 / 1,047円(税込)

[著] 久恒啓一(ひさつね・けいいち)
多摩大学経営情報学部教授。宮城大学名誉教授。1950年大分県生まれ。九州大学法学部卒業。 73年、日本航空入社、広報課長、サービス委員会事務局次長を歴任。ビジネスマン時代から「知的生産の技術」研究会に所属し、著作活動も展開。97年、宮城大学教授に就任。NPO法人知的生産の技術研究会理事長。2004年度より中国・吉林大学客員教授を兼務。『図で考える人は仕事ができる』ほか著作多数。

[著] 樋口裕一(ひぐち・ゆういち)
作家、翻訳家、多摩大学教授、「白藍塾」塾長。1951年大分県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。立教大学大学院博士課程修了。博士課程修了後、翻訳業を続けながら予備校講師として教壇に立ち、大学入試小論文の指導にあたる。91年に独立し、小学生から社会人までを対象とした小論文・作文通信指導塾「白藍塾」を設立。250万部の大ベストセラー『頭のいい人、悪い人の話し方』ほか著作多数。
白藍塾 http://www.hakuranjuku.co.jp/

目次はこちら(クリックで開きます)

目次

はじめに

図解派の宣言 久恒啓一
文章派の宣言 樋口裕一

1章 久恒啓一流 「図解ビジネス文書」の極意

ビジネスに必要な能力

ビジネスの現場で求められることとは?
問題解決はひとりではできない
コミュニケーションと情報

文章によるコミュニケーションの問題点

文章だけでは関係性が明示できない
文章は難解で複雑すぎる
文章読本はビジネスには不向き
文章のコミュニケーションは勝ち・負けを作る

協働・共生のコミュニケーションツールが図解

全体はもちろん、関係性もひと目でわかる
他者を納得させるのが図解ビジネス文書

実際に図を描くには?

鳥瞰でとらえる
キーワードを見つけて、囲む
矢印でつなぐ
図を描くのに最適な筆記具は何か?
手描きの効用
図は文章の設計図にもなる

2章 樋口裕一流 「ビジネス小論文」の極意

ビジネス文章に最適なのは小論文

ビジネスに必要なのは論理的な文章
小論文の3つのポイント
小論文は自説の正しさを示し、他者を説得する

「樋口式四部構成の型」を使えば論理的ビジネス文章が書ける

起承転結は論理的文章には不向き
型通りに書けば焦点がブレない

樋口式小論文がビジネスに適している理由は?

他者を考慮しながら主張ができる
最も大切なのは根拠
主張と客観性
情はテクニックとして使う
根拠を明確に示せないときは

小論文はコミュニケーションツール

発言するときは自分を棚に上げる
論理的思考が身につく

ビジネス小論文を書くときの注意点

カッコ類は最低限にする
投書欄を活用する
小論文が上手くならないタイプとは

3章 対決演習! 同じ素材を図解に、文章にしてみると?

例文 ODA汚職 ――氷山の一角ではないのか―― 平成20年8月5日付朝日新聞社説
久恒式「図解」による社説
久恒式「図解」の解説
樋口式「文章」による社説
樋口式「文章」の解説

4章 対決対談!図解と文章、どちらが強い? どちらが役立つ?

「文図両道」の可能性をさぐる

二人三脚の関係を築くことで新たなコミュニケーションが生まれる

索引