<著者たちについて>
ジョン・モールディン John Mauldin金融専門家。著書は『ニューヨークタイムズ』のベストセラーの常連。オンライン評論家のパイオニア。週刊のThoughts from the Frontlineは、世界で最も広く配信されている投資ニュースレターのひとつで、中国語、スペイン語、イタリア語に翻訳され、中立的な情報とガイダンスを無料で提供している。ミレニアムウェーブ・インベストメンツ社長、7人(うち5人は養子)の子供の父。
ジョナサン・テッパー Jonathan Tepper著述家、起業家、投資家。ヘッジファンド、富裕層を対象としたマクロ経済研究グループ、ヴァリアント・パーセプションの創設者兼編集長であり、ヒンデ・キャピタルでファンドマネジャー兼アナリストを務める。報道写真投稿サイト、Demotix 創業者。ローズ奨学生としてオックスフォード大学に留学。
<訳者について>
山形浩生 Hiroo Yamagataマサチューセッツ工科大学不動産センター修士課程修了。調査会社で開発コンサルタントとして勤務する傍ら、評論・翻訳活動を行っている。最近の訳書に『雇用、利子、お金の一般理論』『貧乏人の経済学』『この世で一番おもしろいマクロ経済学』などがある。
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はじめに エンドゲームとは
第1部 負債スーパーサイクルの終わり
第1章 終末の始まり
第2章 なぜキリシャが問題か
第3章 ルールを見てみよう
第4章 低成長と増大する不景気の重荷
第5章 今回はちがう:国家は破綻する
第6章 公的負債の未来:持続不可能な道
第7章 デフレの要素
第8章 インフレとハイパーインフレ
第2部 世界ツアー:だれが先に終盤戦に直面するか
第9章 アメリカ:超大国の惨状
第10章 ヨーロッパの周縁国:現代版金本位制
第11章 東欧:よくてもL字回復
第12章 日本:潰れようとしている虫
第13章 イギリス:静かに負債をインフレで消す
第14章 オーストラリア:アイルランドの二の舞か
第15章 エマージング市場:意図せざる副作用
結論 エンドゲームで勝つ投資
おわりに 最後の考察