鈴木 款(すずき・まこと)
1961年、北海道函館市生まれ。神奈川県立小田原高校、早稲田大学卒業後、農林中央金庫で外国為替ディーラーなどを経て、フジテレビに入社。営業局、『報道2001』番組ディレクター、ニューヨーク支局長、経済部長を経て現在、解説委員。
『めざましどようび』などで経済コメンテーターを務めるほか、教育問題をライフワークとして取材。著書に『小泉進次郎 日本の未来をつくる言葉』(扶桑社新書)、編書に『日本人なら知っておきたい 2020教育改革のキモ』(扶桑社)がある。
映画倫理機構(映倫)の年少者映画審議会委員。はこだて観光大使。趣味はマラソン、トライアスロン。2017年にサハラ砂漠マラソン(全長250キロ)を走破。
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はじめに
序章 スマートな人が「電子版」を読む7つの理由
- 日経は紙でもスマホでも読める
- 全国紙のなかでいち早く「デジタルファースト」に舵を切った
- パソコンで電子版をチェックしてみよう
- スマートな人が「電子版」を読む7つの理由
- 「紙派」が指摘する電子版の2つのデメリットとは?
- ハイブリッドで読むのがベスト
- 日経電子版アプリを賢く使おう
- COLUMN ネットの時代は、リテラシーで差がつく
第1章 そもそも日経新聞ってなんだ?
- 世界最大級の経済メディアグループ
- ビジネスパーソンが日経を読む理由
- 日経の読者ってどんな人たち?
- 日経の立ち位置は「中道」?
- 紙面チェックにかける時間は1日に何分?
- スマホで読むのは、電子版とビューアーどっちがいい?
- COLUMN 私が日経を読み始めたころ
第2章 新聞の基本知識をおさえよう
- 電子版の登場で変わった重要記事の探し方
- 記事の構成について1 「見出し」でニュースを知る
- 記事の構成について2 「リード」で全体像を把握する
- 記事の構成について3 「本記」は結論ファーストが基本
- 新聞の記事はどのように作られている?
- 新聞を支える記者ってどんな人?
- デスクってよく聞くけど結局、何をしている?
- 見出しをつけるのは記者ではなく「整理部」
- 新聞ほど原稿をチェックしているメディアはない!?
- 電子版で存在意義が薄れる「版」とは?
- COLUMN ネットニュース 見出しの「落とし穴」とは?
第3章 メディアリテラシーを身につけよう
- メディアリテラシーはネット時代の必須スキル
- オリジナリティで新聞を選ぶ
- 独自と特ダネ、スクープはどこが違う?
- ジャーナリズムの真骨頂、「調査報道」と「検証記事」
- 解説記事は「署名付き」がオススメ
- 記者の「生活の場」でもある「記者クラブ」とは
- 記者と番記者はどこが違う?
- 記者と番組ディレクターの違い
- オンレコとオフレコにみる取材ルール
- 情報源の書き方で、記事の信頼度を見極めよう
- 文末の表現でわかる情報の確度
- 電子版で変わる?「夜討ち朝駆け」
- COLUMN 通信社、週刊誌が担う役割
第4章 深読み講座【1面・総合面・経済面】
- 電子版も紙もまずは朝刊の全体像を把握しよう
- 日経1面の効率的な読み方とは?
- ニュースを深く理解する手助けとなる総合面
- 経済面は「花形」である経済部が作っている
- 経済部がカバーする「財界」とは?
- COLUMN 「足元」「弱含む」、景気を表す言葉って?
第5章 深読み講座【企業面・マーケット面・商品面】
- 人気No.1の企業面はどう作られているか?
- 企業取材の「定型」は日経が作った!?
- 企業取材記者の強みと弱み
- スクープが一転……。企業取材の「リスク」とは?
- AI(人工知能)が書いている「決算サマリー」
- マーケット面を読むために必要な株式市場の基礎知識
- 市場のプロたちはマーケット面をこう読んでいる
- 日経が書くと相場が逆に動くってホント?
- 物価情報の宝庫、商品面の読みかた
- 若手ビジネスパーソンに推奨したいコラム
- COLUMN ベンチャー広報のメディア・アプローチ術
第6章 日経をもっと活用するための8つのスタイル
- スタイル1 電子版にみるビジュアルデータと映像
- スタイル2 日経の目指す「アジア戦略」でビジネス感度を高める
- スタイル3 オピニオン面でニュースの理解度を深める
- スタイル4 「裏(文化面)」から読んで楽しむ
- スタイル5 週末は紙で楽しみながら情報収集をしよう
- スタイル6 変化球であふれている「月曜の紙面」を愉しむ
- スタイル7 景気や業界の動向を広告やチラシから読み解く
- スタイル8 意外に多い政治面の隠れファン、その理由とは?
- COLUMN 「紙の新聞は『見るもの』でもある」
おわりに
参考文献