社長、その事業承継のプランでは、会社がつぶれます

社長、その事業承継のプランでは、会社がつぶれます
「条文ゼロ」でわかる代替わりと相続

大好評「中小企業経営者のための『社長法務』シリーズ」第3弾!
事業承継にまつわる様々なトラブルを未然に防ぐためのノウハウやテクニックが満載!

経営者の側に立って多くのトラブルを解決してきた敏腕弁護士が
「後継者選びのポイント」
「自社株の譲渡」
「相続税対策」
「M&A」などから、
社長退任後の
「介護・認知症問題」
「老後の生活資金の確保」まで、
豊富な事例をもとに具体的に説き明かした、経営者&後継者必読の一冊。

●後継者選びで気をつけるべきこと、後継者に求められる資質
●後継者にとって、自社株の過半数確保が最重要である理由
●「贈与」の仕組みを最大限に活用した、自社株の譲渡
●先代が自社株の大半を保有したまま、認知症になってしまったら?
●判断能力をなくした後の備えとしての「成年後見制度」
●事業承継M&Aの成功は、売主の心情を買主が理解することから始まる
など。

この本は、
「事業承継を考えているが、具体的にアクションを起こせていないオーナー経営者」
「息子が継いでくれるから、自社に事業承継問題はないと考えているオーナー経営者」
「親がなかなか社長を引退してくれないことに不満を持っている後継者」
「M&Aでオーナー企業を買収して事業を拡大しようと思っている経営者」
など、経営者や後継者、その家族はもちろん、金融機関やコンサルタントなど、事業承継に係るサービスを提供する関係者にもおすすめです。

四六 判( 320 頁)
ISBN: 9784833424110

2021年04月26日発売 / 1,760円(税込)

[著]島田直行(しまだ・なおゆき)
島田法律事務所代表弁護士
山口県下関市生まれ。京都大学法学部卒。山口県弁護士会所属。
「中小企業の社長を360度サポートする」をテーマに、社長にフォーカスした“社長法務"を提唱する異色の弁護士。会社の問題と社長個人の問題をトータルに扱い、弁護士の枠にとらわれることなく、全体としてバランスのとれた解決策を提示することを旨とする。基本姿勢は「訴訟に頼らないソフトな解決」であり、交渉によるスピード解決を目指す。顧問先は、サービス業から医療法人に至るまで幅広い業界・業種に対応している。
労働問題、クレーム対応、事業承継(相続を含む)をメインに、社長に対するサービスを提供。クライアントからは「社長の孤独な悩みをわかってくれる弁護士」として絶大な信頼を得ている。
著書に『社長、辞めた社員から内容証明が届いています』『社長、クレーマーから「誠意を見せろ」と電話がきています』(すべてプレジデント社)がある。「プレジデントオンライン」「日経ビジネスオンライン」での連載も好評。

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目次

第1章 事業承継に見る、企業の繁栄と衰退の分岐点

第2章 後継者から見れば、バラ色ではない事業承継

第3章 トラブルを招かない自社株譲渡の方法

第4章 事業承継は、いつか自分が介護される姿をイメージして考える

第5章 「事業承継」の視点から見た、経営者の相続対策

第6章 事業承継の選択肢としてのM&Aに見る、経営者の思い