[著]井上 礼之(いのうえ・のりゆき)
ダイキン工業(株)取締役会長 兼 グローバルグループ代表執行役員。1935年(昭和10年)、京都府京都市生まれ。1957年、同志社大学経済学部卒業後、大阪金属工業(現ダイキン工業)入社。主に総務・人事畑を歩み、1979年、取締役。1994年社長、1995年会長兼社長、2002年に会長兼CEO。2014年より現職。
バブル崩壊、円高、冷夏の影響で17年ぶりに赤字に転落した直後の1994年の社長就任以降、「人の持つ無限の可能性」を信じ、「企業の競争力の源泉はそこで働く『人』の力である」、「従業員一人ひとりの成長の総和が企業の発展の基盤である」という信念のもと、「人を基軸におく経営」を実践。経営のグローバル化に大きく舵を切り、数々のM&Aや、産官学の連携・提携を推進し、ダイキン工業を空調業界の世界ナンバーワン企業へと牽引した。
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はじめに
第1章 私は「人の成長を信じる」と決めている
第2章 一人ひとりに感情がある 言葉がある 夢がある
第3章 叱りなさい 褒めなさい 突き放しなさい
第4章 チームを作るとは「一人ひとり」を束ね、動かすこと
第5章 真のリーダーになるために磨くべき資質とは?
終章