お手伝い至上主義!

お手伝い至上主義!
「自分で決めてできる」子どもが育つ

「ヒマ・貧乏・お手伝い」で受験も就職も大丈夫!

四六 判( 264 頁)
ISBN: 9784833421799

2016年06月28日発売 / 1,430円(税込)

[著]三谷宏治(みたに・こうじ)
K.I.T.(金沢工業大学)虎ノ門大学院 主任教授(MBAプログラム)。早稲田大学ビジネススクール、グロービス経営大学院、女子栄養大学 客員教授。
1964年大阪生まれ。2歳半から福井で育つ。東京大学理学部物理学科卒業。INSEAD(フォンテーヌブロー校)MBA修了。19年半、ボストン コンサルティング グループ、アクセンチュアで戦略コンサルタントとして働く。2003~06年までアクセンチュア戦略グループを統括。2006年から教育の世界に転じる。社会人教育と同時に、子ども、親、教員向けに、「決める力」「発想力」「生きる力」をテーマとして、年間1万人以上を対象に授業・講演を行っている。永平寺ふるさと大使、放課後NPOアフタースクール及びNPO法人3keys理事。著書多数。『一瞬で大切なことを伝える技術』(かんき出版)は啓文堂書店ビジネス書大賞(2012)、『経営戦略全史』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)は2014年ビジネス書大賞(2014)及びダイヤモンドHBRベスト経営書1位(2013)、『ビジネスモデル全史』(同)はHBRベスト経営書1位(2014)、近著は『ハカる力』(同)、『戦略読書』(ダイヤモンド社)、『マンガ経営戦略全史』(PHP研究所)。
http://www.mitani3.com/
twitter:mitani3

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目次

はじめに


プロローグ なぜ「ヒマ・貧乏・お手伝い」なのか?
モノローグ(1) 長女(19歳)
モノローグ(2) 父(47歳)

1章 子どもたちに与えすぎていませんか?

与えすぎる日本の親たち

「指示」を与えすぎない――ほしいのは自己判断力、主体性
「予定」を与えすぎない――ほしいのは自己管理力
「モノ」を与えすぎない――ほしいのは発想力
「カネ」を与えすぎない――ほしいのは意欲
「答え」を与えすぎない――ほしいのは問題発見力
「勉強」を与えすぎない――ほしいのは学習能力
「夢」を与えすぎない――ほしいのは自己鍛錬機会

なぜ、与えすぎてしまうのか?
与えすぎないための心の準備


2章 子どもたちに、本当に与えたいもの
 ――ヒマ・貧乏・お手伝い

お手伝い――家事や仕事を分担させる

モノローグ(3) 次女<ある日のお手伝い会議>

貧乏――あえて足りない環境をつくる

モノローグ(4) 長女<誕生日プレゼントは専用トイレ>

ヒマ――自由な時間と裁量を与える

モノローグ(5) 長女<ヒマから出た思いつき>

「ヒマ・貧乏・お手伝い」を習慣にする、が答え
三娘鼎談――携帯戦争とお小遣い


3章 グローバル社会に向けたトレーニング
 ――放牧型イベントマネジメント

自由と制限の子育て4パターン ──「ケージ」「放流」「室内」「放牧」型

モノローグ(6) 長女・次女・三女<なぜ勉強するのか>

放牧型イベント ── 家族編
放牧型イベント ── 個人編

三娘鼎談――娘たちから見た、放牧型イベント


4章 「ヒマ・貧乏・お手伝い」で親も笑顔になれる

楽しい子育てへの4原則
よき応援団となるために


エピローグ 娘たちからの手紙

2011年2月の私たち
5年後の私たち
お父さんから、娘たちへ

おわりに みなさんの応援団として