[著]ジェイミー・キャット・キャラン （Jamie Cat Callan）
フランス人の祖母のもとで育ち、その女性としての生き方に強い影響を受ける。ニューヨークでコピーライターをしていた32歳のとき、夫と当時2歳の娘とともにカリフォルニア州のハンティントンビーチに移住。UCLAの大学院で脚本を学びながら新聞や雑誌にコラムの寄稿を始める。
54歳のとき、フランス人女性の「愛」に関する秘密を解き明かした『セクシーに生きる』（プレジデント社、原題“French Women Don't Sleep Alone”）を出版、世界10カ国で翻訳されベストセラーとなる。しかし、そんな成功を手にしながらもなお、「稼ぎが少ない、努力が足りない、太りすぎ、そして何より〈若さが足りない〉」と毎日が不安だらけで、常に〈自分に足りない何か〉追い求めてしまう自分自身の生き方に疲れ、疑問を抱くようになったことがきっかけで本書『いつも、いまが幸せ』（原題“Bonjour Happiness!”）を執筆。著者曰く「（この本は）祖母へ宛てたラブレターでもあります」。
現在は、2005年に再婚した気象学者の夫とともにマサチューセッツ州ケープコッドで暮らしている。
[訳]永峯 涼 （Nagamine Ryou）
上智大学外国語学部卒。訳書に『金で買えるアメリカ民主主義』（共訳・角川書店）、『ロバート・パーカーが選ぶ［最新版］世界の極上ワイン』（共訳・河出書房新社）、『ザ・クオンツ』（角川書店）、『セクシーに生きる』（プレジデント社）、『アルゴリズムが世界を支配する』（角川書店）、『ぼくは数式で宇宙の美しさを伝えたい』（角川書店）などがある。
目次はこちら（クリックで開きます）
はじめに――わたしの祖母はフランス人でした
第1章 日々の暮らしに喜びを見出す
幸せを追い求めて
ダンスの喜び
その場を楽しむ
バベットの晩餐会
レッドリーフレタスの教え
時間のミステリー
◆フレンチ・レッスン 1
第2章 優雅に年を重ねる
自分をリスペクトする
クーガーたちよ！
サターン・リターン
脳が喜ぶことをする
せかせかしない
手書きのすすめ
変化のさざ波をたてよう
◆フレンチ・レッスン 2
第3章 秘密の花園をもつ
働くために生きるのをやめる
ドレスアップから始めよう
私道につき立ち入り禁止
外の自分、内の自分
◆フレンチ・レッスン 3
第4章 食こそ人生の喜び
ロマンスが生まれる場所
恋人と手づくり料理
ウェディング・ベルを鳴らしたスフレ
南フランスのランチタイム
空腹をなだめるアミューズ・グール
命の水
味覚をリセットしてくれるもの
雨の日に訪れた太陽
思い出に感謝
おばあちゃんのクロワッサン
◆フレンチ・レッスン 4
第5章 フランス流「禅」のすすめ
今を生きる
カフェの哲学
神聖な時間
選ぶのはあなた
冷蔵庫は動いていますか？
口紅を忘れずに
それこそが禅
明日は何が起こるか、わからない
肩をすくめてみせる
夜中のトランプ
足るを知る
◆フレンチ・レッスン 5
第6章 田舎暮らしへの招待
収穫の喜び
都会人の田舎暮らし
地産地消につとめよう
日曜日は公園で
ボンジュール、パパ！
◆フレンチ・レッスン 6
第7章 体重とは静かにつき合う
フランス女性は太らない
心も満腹に
見られたい願望
体の声に耳を傾ける
都会の女性はよく歩く
美のスタンダード
◆フレンチ・レッスン 7
第8章 美をあきらめない
女性ならではの権利
みんな真剣なんです
フォアグラは是か非か
愛の行為
◆フレンチ・レッスン 8
第9章 もっとロマンチックに！
戯れたいの
自分で自分を演出する
チーズ売りとじゃれ合う
ボディランゲージの効能
上級者ビル・クリントン
◆フレンチ・レッスン 9
第10章 ランジェリーの魔法
ランジェリーに投資する
愛のミューズ
ブラ一枚にショーツ三枚
文化全体がセクシー
愛、喪失、そして自尊心
◆フレンチ・レッスン 10
第11章 おしゃれを愉しむ
ココ・シャネルの洗礼
古いものが新しい
大人女子に必要なもの
習うより慣れよ
主演女優はあなた
チラ見せがセクシー
おしゃれ心と冒険心
フランス人を見分ける方法
あるがままで美しい
ウンガロのワンピース
夢見る勇気をもって
ケーキのてっぺんには
◆フレンチ・レッスン 11
第12章 本当の出発
驚くべき発見
コップ半分の水
親と向き合う
◆フレンチ・レッスン 12
フレンチ・レッスン～まとめ
本書で紹介した料理のレシピ
訳者あとがき
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