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AI記者

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最新報告 AIでジャーナリズムはこう変わった

人工知能、生成AIの出現でニュースの現場は
大きく変わる!! 人間との共生はどこにあるのか?

記者とAIの関係性をウォール・ストリート・ジャーナルやAP等でデジタルメディアの構築にも携わったジャーナリストが詳細なケーススタディを交え、AIの課題、可能性を含めたメディアの未来を摸索していく。キーとなるメッセージは、「AIは業界を自動化するのではなく、より仕事の中身を強化する」ということだ。
AIを使うことでジャーナリストはより多くのニュースを素早く伝えることだけでなく、より深い分析ができる自由な時間を生み出せるようになる。
AIがニュースのプロに貢献することができる最良の方法について、わかりやすく実用的なロードマップを示すことにある。
「AI記者さん」はそう遠くない未来のジャーナリズムの一例なのだ。
報道現場を例にしているが、あらゆる職場において人間とAIが共存する方策が応用できる内容になっている。

四六 判( 272 頁)
ISBN: 9784833424523

2024年10月30日発売 / 2,530円(税込)

[著]Francesco Marconi(フランチェスコ・マルコーニ)
コンピュータジャーナリスト。リアルタイム情報を扱う企業、アプライドXLの共同設立者。ウォール・ストリート・ジャーナルの元R&Dチーフで、データサイエンティストとコンピュータジャーナリストのチームを率いて報道向けデータツールを開発。それ以前は、AP通信にて、コンテンツ自動化と人工知能の共同開発を指揮した経歴を持つ。デジタルメディア・イノベーター・トップ20や、次世代パブリッシング・リーダー・アンダー35に選出されている。

[訳]近藤 伸郎(こんどう・のぶろう)
NHK報道番組ディレクター。番組やニュース、デジタルコンテンツの制作経験をもつ。立教大学大学院人工知能科学研究科に働きながら通い、2022年3月、第1期生として修了。修士論文のテーマはテキストマイニング。

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目次

  • 訳者による補足としての前書き

  • 序文

  • はじめに

  • 1 問題│移行期にあるジャーナリズムモデル

  • 1・1 古いジャーナリズムのモデル
  • 1・2 新しいジャーナリズムのモデル
  • 1・3 新しいモデルには新しい働き方が必要になる
  • 2 それを可能にするには│ジャーナリズム改革を加速させるAI技術

  • 2・1 人間と機械の連携で生まれる記事
  • 2・2 人工知能と報道機関の戦略
  • 2・3 技術がジャーナリズムの新たなモデルをかたち作る
  • 3 ワークフロー│報道機関のDXに必要な拡張的プロセス

  • 3・1 イテレーティブ・ジャーナリズムとは何か
  • 3・2 ジャーナリズムと人工知能のワークフローを整える
  • 3・3 イテレーティブ・ジャーナリズムに対する3つの疑問
  • 3・4 報道機関の壁を超えた連携を促進させる
  • 結論

  • 訳者後書き