[著] アリー・コンディ Ally Condie
米国ユタ州生まれ。ブリガム・ヤング大学卒業後、ユタ州とニューヨーク州の高校で、英語教師として数年間、教鞭をとる。教師の職を辞したのち、本格的に創作活動をはじめる。現在、夫と3人の息子とともに、ソルトレイクシティの郊外で暮らしている。メジャー・デビュー作となる本書は高い評価をうけ、「パブリッシャーズ・ウィークリー」の<2010年のベスト児童書賞>、米国ヤングアダルト図書館サービス協会の<2011年若い読者のためのベスト・フィクション賞>などを受賞。なお、本書は3部作。第2部は2011年秋に米国で刊行予定。
[訳] 高橋 啓(たかはし・けい)
1953年北海道生まれ。早稲田大学文学部卒。翻訳家。訳書に、パスカル・キニャール『アマリアの別荘』(青土社)、フィリップ・クローデル『リンさんの小さな子』(みすず書房)、マルコム・グラッドウェル『ティッピング・ポイント』(飛鳥新社、のち『急に売れ始めるにはワケがある』に改題、ソフトバンク文庫収録)、クリスティーヌ・アリソン編『365日のベッドタイム・ストーリー』、ユベール・リーヴズ『地球(ほし)の授業』(以上、飛鳥新社)、フランソワ・ルロール『幸福はどこにある』(NHK出版)など多数。仏文と英文、両方の分野で活躍。
目次はこちら(クリックで開きます)
01.マッチ・バンケットの夜
02.最高の結婚相手
03.百の詩
04.疑惑
05.プールサイドの少年
06.おじいさんの部屋で
07.ファイナル・バンケット
08.一粒の涙
09.登山プログラム
10.役人たちの訪問
11.図書館と詩
12.過ち
13.緑の錠剤
14.仕分けテスト
15.手書きの文字
16.二つの人生
17.嫉妬
18.失われた物
19.秘密のレッスン
20.勝負
21.シーシュポスの物語
22.警告
23.誕生日のプレゼント
24.あの日の記憶
25.告白
26.選択
27.暴かれた真実
28.物語の終わり
29.嵐
30.恐るべき実験
31.変化のとき
32.始まりの日
訳者あとがき