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日本はこうして世界から信頼される国となった

日本はこうして世界から信頼される国となった
わが子へ伝えたい11の歴史

11の歴史を通して、

私たちの先祖の生き方とは何かを見つめ直す、

新たな日本人論の試み。

先祖が築き上げてきた歴史から、私たち大人は何を学び、どのようなかたちで次の世代へ語り継いでいけばいいのか――。

 

日本は世界で最も好かれ、信頼されている国です。
それは、海外に行くとよくわかります。
なぜ、日本人というと笑顔になる外国人が多いのでしょうか。
なぜ、これほどまで日本の製品<メイドインジャパン>は
世界の国々から信頼され、愛され続けているのでしょうか。
その答えはすべて先祖の歴史の中にあります。
(第1部より)

四六 判( 236 頁)
ISBN: 9784833420235

2013年03月13日発売 / 1,540円(税込)

――著者について

佐藤 芳直(さとう よしなお)
S・Yワークス代表取締役

1958年2月宮城県仙台市出身。早稲田大学商学部卒業後、船井総合研究所に入社。以降コンサルティングの第一線で幾多の一流企業を生み出した。2006年同社常務取締役を退任、株式会社S・Yワークスを創業、代表取締役になる。30年以上に渡るコンサルティングは、歴史観、そして歴史の中に観る日本の強さを学ぶことこそ、企業の強さを生み出す根源であると唱えている。また、人間の教育は歴史に学び、歴史を考察し、その歴史の中から未来に手渡す種を探しだすことだと語る。その考え方には多くの熱烈なファンがおり、年間300回以上に渡る講演会には、多数の教育者、行政関係者、そして父親、母親の姿がある。

S・Yワークスホームページ http://www.syw.jp/

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目次

まえがき

序章 歴史は過去からのラブレター

第1部 日本人の信頼

第1章 一八九〇年 エルトゥールル号遭難──「恩送り」を生んだ誠実さ

トルコの恩送り
難破したエルトゥールル号
トルコ人の気概

第2章 一九〇五年 日露戦争日本海海戦──敗者をも敬う立派な態度

歴史的快挙だった日本の勝利
ロシアの脅威
当時の世界地図は侵略地図でもあった
なぜ圧倒的に不利な日本が勝てたのか
日英同盟の真実
イギリスに信頼された日本人
会津魂ここにあり
敗者に恥辱を与えず

第3章 一九五八年 ダットサン210北米上陸──挑戦し続ける気力

弁当という箱庭
敗戦からの脱却
時代の先を見つめる技術者たち
ダットサンの挑戦
元同盟国との競い合い
信頼が信頼を生む

第4章 一七〇三年 赤穂浪士討ち入り事件──法を重んじる文化

江戸の御法度
日本人はなぜ忠臣蔵が好きなのか
禁断の書『葉隠』とは
赤穂浪士に対する幕府の思い

第2部 日本人の闘い

第5章 一八五三年 ペリー黒船来航──独立自尊の精神

大ベストセラー『学問のすすめ』
鎖国令
大航海時代へ
アメリカ合衆国の誕生
太平洋を挟んだ隣の国
開国を迫られた日本
開国の決定
世界の動乱の中で
遠き隣国

第6章 一九一九年 人種的差別撤廃提案──信を通す勇気

奴隷階級
働きすぎた日本人
黄禍論とオレンジプラン
国際連盟での孤立
オリンピックですら平等ではなかった

第7章 一九四一年 日米戦争開戦──独立を貫く気概

日本は悪い国?
戦争という悲劇
原子爆弾の残虐さ
真珠湾攻撃の真相

第8章 一九五一年 マッカーサーの証言──証明された正当性

東京裁判史観とは
日本の罪とは
人道の罪とは
神話の大切さ
マッカーサーが擁護した日本戦争責任

第3部 日本人の学び

第9章 一九六四年 東海道新幹線開通──革新的な発想

夢の超特急新幹線
世界を変えた新幹線
模型から実物を作る技術
国策としての新幹線
伝説のデゴイチ
新幹線開業

第10章 一八五九年 吉田松陰死す──飽くなき勤勉性

郷中教育
維新の精神を説いた松陰
下田踏海
至誠という哲学
受け継がれる松蔭の教え
松陰の最期

第11章  一九四四年 特攻──祖国を守る心の叫び

特攻隊のふるさと
死の覚悟と生きる意味
誰がための死
特攻兵の心理
未来を生きる者たちへ

あとがき