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BQ

BQ
次代を生き抜く新しい能力[スキル]

きみがビジネスで勝てないのは、頭がいいからだ。

IQ、EQを凌ぐ、ビジネス感度=BQとは?


10年後の自分を想像してみてください。 いくら景気が悪いといっても、日本は経済大国。おそらく自分も親の世代と同じように会社でそれなりに出世して、生活に困らないだけの収入を手にしている――。
漠然とそう考えている人は多いかもしれません。
しかし、その見方は違うと言わざるをえません。日本は既に構造変革時代に入り、熾烈な椅子取りゲームが展開しつつあります。
安全圏はありません。好むと好まざるとにかかわらず、誰もが過酷な競争の渦に巻き込まれるのです。

(まえがき より)

A5変型 判( 208 頁)
ISBN: 9784833420303

2012年12月20日発売 / 1,650円(税込)

――著者について
林野 宏(りんの・ひろし)
昭和40年、西武百貨店入社。人事部、企画室、営業企画室、マーケティング部長兼営業開発部長を経て、同百貨店宇都宮次長。昭和57 年、西武クレジット(現・クレディセゾン)にクレジット本部営業企画部長として転籍し、平成12年より現職。
著書に『勝つ人の考え方 負ける人の考え方』(かんき出版)、『運とツキの法則』(致知出版社)。共著に『トップリーダーたちの経営構造』(学文社)、『企業戦略と組織』(生産性本部)、『エレクトロ・マネー』(有斐閣)、『ICカード』(金融財政事情研究会)、『金融時代の流通戦略』(ダイヤモンド社)、『国際金融市場TOKYO』(有斐閣)がある。

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目次

まえがき 絶滅寸前のホワイトカラー

第1章 「BQ」でビジネスが変わる ~IQ×EQ×SQ=BQ~

1 ビジネスの成功法則が変わった!
2 異色の経営者から学んだBQの大切さ
3 ジョブズと幸之助、BQが高いのはどっち?
4 BQで前例主義を打ち破れ
5 売り上げはお金をかけずにBQで伸ばす
6 優れた企画に共通すること
7 だらだら残業はBQの敵
8 なぜクレジット事業が有望だとわかったのか
9 BQが生み出すイノベーションでナンバーワンに

第2章 BQとは何か ~人生を切り開く真実の指標~

1 IQバカになってはいけない
2 組織で出世する人はEQが高い
3 ビジネスは格闘技になった
4 SQがあれば時代を先取りできる
5 感情と感性を混同するな
6 BQは、なぜ掛け算で求めるのか

第3章 BQはいまからでも伸びる! ~人生を豊かにする11のレッスン~

Lesson 1 欠点は直すな
Lesson 2 経験を積むのは社会人五年目まで
Lesson 3 失敗がBQを伸ばす
Lesson 4 退屈な仕事を楽しむ秘訣
Lesson 5 幼少期の遊びがBQの基礎をつくる
Lesson 6 過保護システムから脱出せよ
Lesson 7 異質な経験を積み重ねよ
Lesson 8 わかったふりは罪悪
Lesson 9 あたりまえを積み重ねる
Lesson10 好かれる人の秘訣
Lesson11 ネガティブ感情の操縦術

第4章 なぜこれからの日本でBQが必要なのか ~日本の消費社会はどう変わるのか~

1 モノが売れないのは不況のせいではない
2 今の日本で売れるモノの共通点
3 “小さなスティーブ・ジョブズ”を目指せ
4 イノベーションは身近にある
5 日本のものづくりはどうなるのか

第5章 BQで革新型リーダーを目指せ ~BQで築く新時代の経営術~

1 リーダーシップを磨くには二十代が肝心
2 時代が求めるリーダー像とは
3 リーダーに求められる二つのソウゾウ力
4 ビジョンと数字で勝ちにいけ
5 勝てないリーダーに共通する二つの要素
6 リーダーシップを状況に合わせて使い分けろ
7 成功体験は生ごみと同じ
8 変化に弱い組織の特徴
9 企業の盛衰を分ける意外な決め手
10 絶対に勝負に負けない唯一の方法

第6章 BQ対談
~林野宏(クレディセゾン社長)VS 藤田晋(サイバーエージェント社長)

・わかりやすい競争のルールがなくなった
・仕事は最後の〇.五%で決まる
・どうすれば感性を磨けるのか
・BQを伸ばすのは経験
・会社で働くということ
・グローバルな時代に求められるもの
・ホワイトカラー受難の時代が来る

コラム

1 史上最高の自己啓発世代
2 ドラッカーが本当に言いたかったこと
3 人生を台無しにする九つの錯覚
4 フリードマンも警鐘を鳴らす現代日本
5 勝つために読むべき二三冊

あとがき